be in a dilemma
発音
/bi ɪn ə daɪˈlɛmə/
be in a diLEMma
💡 「dilemma」の2音節目「lem」を強く発音します。「in a」の部分はリエゾンして「イナ」のように繋がって発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
ジレンマに陥っている、板挟みになっている、窮地に立たされている。二つの選択肢があり、どちらを選んでも好ましくない結果になる、あるいはどちらを選ぶべきか非常に迷っている状態。
"To be in a situation where one has to choose between two equally undesirable options, or is faced with a difficult choice with no clear solution."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に二つの困難な選択肢の間で迷い、決断を下せずにいる状態を表します。個人が個人的な問題で困っている場合から、企業や政府が重大な決定を迫られている場合まで、幅広い場面で使われます。困惑、苦悩、葛藤といった感情を伴うことが多く、状況の難しさや選択の困難さを的確に表現します。比較的フォーマルな響きも持ちますが、日常会話でも自然に使われ、ビジネスシーンでも問題なく通用するニュートラルな表現です。ネイティブは、このフレーズを使うことで、単なる「困っている」以上の、具体的な「板挟み」の状況を共有しようとしていると感じます。
例文
I'm in a dilemma about whether to take the job offer or continue my studies.
仕事のオファーを受けるか、それとも学業を続けるか、ジレンマに陥っています。
She's in a real dilemma; her best friend is dating her ex.
彼女は本当に板挟みになっています。親友が元カレと付き合っているんです。
We're in a bit of a dilemma because we have two parties to go to on the same night.
同じ夜にパーティーが2つあるので、少し困った状況です。
My friend is in a dilemma about telling her parents she failed the exam.
私の友人は、試験に落ちたことを両親に伝えるべきか、板挟みになっています。
He found himself in a dilemma when his two favorite teams played against each other.
彼は自分の好きな2つのチームが対戦することになり、板挟みの状況に陥りました。
The management team is in a dilemma regarding the new market strategy.
経営陣は新しい市場戦略に関してジレンマに陥っています。
We're in a financial dilemma, needing to balance growth with profitability.
成長と収益性のバランスを取る必要があり、財政的なジレンマに直面しています。
The company is in a dilemma over whether to expand internationally or consolidate its domestic market share.
その企業は、国際的に事業を拡大するか、国内市場でのシェアを固めるかでジレンマに陥っています。
The government is currently in a dilemma concerning the implementation of the new welfare policy.
政府は現在、新しい福祉政策の実施に関してジレンマに陥っています。
Scientists are in a moral dilemma about the ethical implications of their research.
科学者たちは、研究の倫理的含意について道徳的なジレンマに直面しています。
類似表現との違い
「ジレンマの角に捕らわれている」という意味で、「be in a dilemma」よりもやや古風で、より深刻かつ文学的な響きがあります。非常に困難で、逃れられない二者択一の状況を強調する際に使われます。
「困った状況にある」「窮地に陥っている」という意味で、「be in a dilemma」よりも口語的でカジュアルです。必ずしも二者択一の難しい選択を指すわけではなく、単に困った状況全般に使われます。
「苦しい立場にいる」「窮地に立たされている」という意味で、「be in a fix」と似ていますが、より深刻な状況や危険な状態を示唆することがあります。「be in a dilemma」のように特定の難しい選択肢を指すよりも、全般的な困難な状況に使われます。
「進退窮まる」「板挟みになる」という意味のイディオムです。どちらを選んでも悪い結果になるという、二つの困難な選択肢の間に挟まれている状況を非常に強く描写します。「be in a dilemma」よりも、より絶望的で具体的な状況を表します。
「難しい選択に直面する」という一般的な表現です。「be in a dilemma」が「二者択一の苦しい選択」に焦点を当てるのに対し、「face a difficult choice」は選択肢の数に関わらず、単に選択が難しい状況全般に使えます。フォーマル度もニュートラルです。
よくある間違い
「ジレンマに陥っている」という状態を表す場合、「be in a dilemma」が最も自然な英語表現です。「have a dilemma」も間違いではありませんが、ネイティブは「be in a dilemma」をより頻繁に使います。
「dilemma」は可算名詞なので、通常は不定冠詞「a」を伴って「a dilemma」とします。特定のジレンマについて話す場合は「the dilemma」も可能です。
学習のコツ
- 💡「be in a dilemma」で一塊の表現として覚えることで、自然な使い方が身につきます。
- 💡日常生活で難しい選択に直面した際に、「I'm in a dilemma because...」と口に出して練習してみましょう。
- 💡類似表現とのニュアンスの違いを理解することで、より的確な状況描写が可能になります。
- 💡「dilemma」という単語は単独でも重要ですが、「be in a dilemma」という形で覚えることで、表現の幅が広がります。
対話例
友人との週末の計画について話す
A:
Hey, what are your plans for the weekend?
ねえ、週末は何の予定があるの?
B:
Actually, I'm in a bit of a dilemma. My family wants me to visit, but my friends are also having a big party.
実は、ちょっとジレンマに陥っているんだ。家族は私に訪ねてきてほしいんだけど、友達も大勢でパーティーを開くんだ。
A:
Oh, that's a tough one! Both sound fun.
ああ、それは難しい選択だね!どちらも楽しそうだもんね。
職場の同僚とプロジェクトの課題について話す
A:
The project team is really in a dilemma about which vendor to choose for the new system.
プロジェクトチームは、新しいシステムのためにどのベンダーを選ぶべきかで本当にジレンマに陥っています。
B:
I agree. Both vendors offer excellent solutions, but their pricing models are completely different.
同感です。どちらのベンダーも素晴らしいソリューションを提供していますが、価格モデルが全く異なりますね。
A:
Exactly. We need to make a decision soon, but it's not easy.
ええ、まさに。早く決断しなければなりませんが、簡単なことではありません。
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