at full capacity
発音
/æt fʊl kəˈpæsəti/
at FULL caPACity
💡 `at` と `full` は比較的軽く発音し、`capacity` の `pa` の部分を最も強く発音します。`t` は「ティ」よりも「ディ」に近い音になることがあります。
使用情報
構成単語
意味
機械、工場、システム、または個人が、可能な限りの最大の出力、効率、または能力で稼働している状態。最大限の能力を発揮している状態。
"Operating, working, or functioning at the maximum possible output, efficiency, or level of production, utilizing all available resources or potential."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、工場や機械が最大限の生産能力で稼働している状況や、人があるタスクに対して自身の能力を最大限に発揮している様子を表す際に使われます。非常に効率的で生産性が高い状態を強調することが多く、ビジネスや経済の文脈で頻繁に登場します。ポジティブな意味合いで使われることが多いですが、時には「これ以上は無理」という限界点を示すニュアンスも持ちます。フォーマル度は中程度で、口語でも文語でも使用されます。ネイティブは、物事がその潜在的な力を最大限に活用していると伝える際に自然に用います。
例文
The factory has been running at full capacity for months to meet demand.
その工場は需要を満たすため、数ヶ月間フル稼働しています。
Our servers are operating at full capacity during peak hours, causing some slowdowns.
当社のサーバーはピーク時にフル稼働しており、一部で速度低下が発生しています。
She's working at full capacity to finish her project before the deadline.
彼女は締め切りまでにプロジェクトを終えるため、全力で取り組んでいます。
The small coffee shop always seems to be at full capacity on Saturday mornings.
あの小さなコーヒーショップは、土曜の朝はいつも満席のようです。
The hospital's emergency room is almost always at full capacity on weekends.
その病院の救急治療室は、週末はほぼ常に満床です。
To achieve our goals, we need to ensure all team members are performing at full capacity.
目標達成のためには、チームメンバー全員が最大限の能力を発揮していることを確認する必要があります。
After the new system was implemented, we found we could process orders at full capacity.
新システム導入後、注文を最大限の能力で処理できるようになりました。
Our brain can only operate at full capacity for a limited time each day.
私たちの脳は、毎日限られた時間しかフル稼働できません。
The athletes are training at full capacity to prepare for the Olympics.
選手たちはオリンピックに備えて、全力でトレーニングしています。
The report indicated that the nation's energy grid was operating at full capacity.
その報告書は、国の電力網がフル稼働していることを示していました。
劇場、ホテル、乗り物、会場などが、収容可能な最大の人数や物で完全に満たされている状態。満員、満席、満室。
"Completely filled or occupied to its maximum physical limit, leaving no more room for people or things."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、ホテル、レストラン、劇場、バス、駐車場などの物理的な空間が、人や物でいっぱいになっている状態を表します。人気のあるイベントや施設が「満員御礼」であることを示すポジティブな文脈で使われることもあれば、予約が取れない、場所がないといった不便な状況を表すこともあります。比較的日常会話でよく使われますが、施設利用状況の報告などビジネスシーンでも登場します。前の意味と共通して「最大限」というニュアンスがありますが、こちらは空間的な限界を指します。ネイティブは、ある場所がこれ以上人を収容できない状態であることを表す際に使います。
例文
The concert hall was at full capacity for the opening night.
コンサートホールは初日、満員でした。
I tried to book a room, but the hotel was at full capacity.
部屋を予約しようとしましたが、ホテルは満室でした。
Due to the holiday rush, all flights are expected to be at full capacity.
祝日の混雑のため、全てのフライトは満席が予想されます。
We couldn't get a table at the restaurant because it was at full capacity.
レストランは満席だったので、席が取れませんでした。
The stadium was at full capacity, creating an incredible atmosphere.
スタジアムは満員で、素晴らしい雰囲気を作り出していました。
The parking garage reached full capacity by 9 AM today.
今日の駐車場は午前9時には満車になりました。
The exhibition attracted so many visitors that the gallery was at full capacity.
その展覧会は多くの来場者を集め、ギャラリーは満員でした。
The report shows that most public transportation lines are at full capacity during commuting hours.
その報告書によると、ほとんどの公共交通機関は通勤時間帯に満員になります。
During the festival, all accommodations in the town were at full capacity.
祭りの間、町の宿泊施設はすべて満室でした。
類似表現との違い
「to capacity」は「(最大)収容能力まで」という到達点や上限を強調するニュアンスがあります。一方、「at full capacity」は「(現在)最大限の能力で稼働している状態」や「満員の状態」そのものを指します。両者は意味が近いですが、toは動きや到達を、atは状態を表す傾向があります。
「throttle(スロットル)」という比喩から、「全速力で、最大限の勢いで」という意味合いが強く、機械の速度や人の活動の強度に焦点を当てます。より口語的で活発な状況を表す際に使われます。「at full capacity」はより一般的な「能力の限界」を示すのに対し、こちらは「アクセル全開」のようなイメージです。
「peak performance」は「最高の性能、最高の働き」を意味し、単なる能力の限界だけでなく、その質が非常に高いことを強調します。よりフォーマルで、効率や結果の優秀さに焦点を当てたい場合に用いられます。「at full capacity」は量的な側面が強いですが、こちらは質的な側面も含むことが多いです。
主にホテル、レストラン、イベントなどで「予約でいっぱい」であることを指す表現です。「at full capacity」の物理的な空間が満たされている意味と非常に近いですが、「fully booked」は特に「予約」という行為が伴う状況に特化しています。
「maxed out」はより口語的で、ある上限や限界に達して「これ以上は無理」という切迫したニュアンスが強いです。クレジットカードの利用限度額や、人の体力・精神力が限界に達した際などにも使われます。「at full capacity」よりもカジュアルで、限界を強調する傾向があります。
よくある間違い
「最大限の能力で」や「満員で」という状態を表す場合、前置詞は通常 'at' を使用します。'in' はこの文脈では不自然です。
文中で独立した副詞句として使用する場合は 'at full capacity' と前置詞 'at' が必要です。'full capacity' 単独では名詞句として「最大の収容能力」といった意味になりますが、動詞を修飾する状態を表すには 'at' が必要です。
学習のコツ
- 💡「at full capacity」は、機械の稼働状況と場所の混雑状況、どちらにも使えます。
- 💡前置詞は必ず「at」を使うと覚えましょう。
- 💡ビジネスシーンでは工場の稼働率やシステムの負荷状況を説明する際によく使われます。
- 💡「capacity」は「収容能力」「生産能力」「理解力」など、幅広い「能力」を指す名詞です。
対話例
会議で工場の生産状況について報告する。
A:
How is the production line performing this quarter?
今期の生産ラインの稼働状況はいかがですか?
B:
It's been running at full capacity due to increased demand, but we're managing well.
需要増加のためフル稼働していますが、うまく対応できています。
友人と週末の計画について話している。
A:
Did you manage to get tickets for the concert?
コンサートのチケット、取れた?
B:
Unfortunately no, the venue was at full capacity minutes after tickets went on sale.
残念ながら、販売開始数分で会場は満員になってしまいました。
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