意味
利他的な、自己犠牲的な、他者の幸福を優先する
発音
/ˌæltruˈɪstɪk/
al-tru-IS-tic
💡 第三音節の「is」に最も強いアクセントを置きます。「アルトゥルイースティック」のように、「イー」の部分を強く意識して発音しましょう。日本人学習者は「アルトルイスティック」と平坦に発音しがちですが、強弱のリズムが重要です。特に"tru"は「トゥルー」としっかりと発音し、最後の「-tic」は「ティック」と短く区切るように発音すると自然です。
例文
Her act was truly altruistic.
彼女の行動は本当に利他的でした。
He has an altruistic heart.
彼は利他的な心を持っています。
What an altruistic gesture!
なんて利他的な行為でしょう!
She showed an altruistic spirit.
彼女は利他的な精神を示しました。
This is an altruistic cause.
これは利他的な大義です。
We admire his altruistic efforts.
私たちは彼の利他的な努力を称賛します。
The company made an altruistic donation.
その会社は利他的な寄付をしました。
An altruistic leader benefits all.
利他的なリーダーは皆に利益をもたらします。
Altruistic motives often inspire change.
利他的な動機はしばしば変化を促します。
Consider her altruistic philosophy.
彼女の利他的な哲学を考慮してください。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝形容詞なので、名詞を修飾したり、be動詞などの連結動詞の補語として使われます(例: an altruistic person, She is altruistic.)。
- 📝主に抽象的な概念や行動、動機を説明する際に用いられることが多いです。
- 📝一般的に肯定的な文脈で使用され、高い倫理観や道徳性を示唆します。
使用情報
よくある間違い
形容詞 `altruistic` は名詞を修飾するか、be動詞などの補語として使われます。動詞を修飾して「〜に」という副詞的な意味で使いたい場合は `altruistically` を用いるのが正しいです。例えば、「彼の行動は利他的だった」は「His action was altruistic.」となります。
類似スペル単語との違い
altruisticは哲学的な「利他主義」という概念に根ざしているのに対し、selflessはより広範に「自己中心的でない」という行動や態度を表します。altruisticは特定の倫理観や思想に基づいているニュアンスが強いですが、selflessは単に他人のために尽くす行動を指すことが多いです。
philanthropicは特に金銭や資源を提供して人類の福祉を向上させようとする「博愛」の精神や行動を指します。altruisticはより広い意味で他者の幸福を願う精神や行動全般を指し、具体的な慈善活動に限らず用いられます。
派生語
語源
📚 この単語は、19世紀フランスの哲学者オーギュスト・コントが、自らの提唱する「利他主義 (altruisme)」という概念のために造語しました。ラテン語で「他の」を意味する "alter" が語源となっており、自己中心的ではない、他者を思いやる精神を表します。
学習のコツ
- 💡「利他的な」という意味を覚える際は、「他者」を意味するラテン語の語根「alter」から派生したと考えると覚えやすいです。
- 💡反対語の「selfish(利己的な)」とセットで覚えると、意味がより明確になります。
- 💡政治、社会貢献、哲学などの文脈でよく登場する、やや専門的で硬めの表現です。
- 💡行為や動機、性格、精神などを表す際によく使われます。
- 💡類似の形容詞に「selfless」がありますが、「altruistic」の方がより学術的、哲学的な響きがあります。
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