adventitious bud
複合語英検1級C2TOEIC ★TOEIC 900点目標
発音
/ˌædvənˈtɪʃəs bʌd/
advenTISHous BUD
💡 「アドベンティシャス」の「ティッシュス」の部分と、「バッド」を明確に発音します。どちらも強勢があります。
使用情報
フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
科学自然・環境農業・園芸学校・教育研究開発生物学林業
構成単語
意味
不定芽。植物の通常の発生位置（葉腋や茎の先端など）以外から生じる芽。例えば、茎の節間、根、葉などから発生する芽を指します。
"A bud that develops from an unusual or unexpected position on a plant, such as on a stem, root, or leaf, rather than from a conventional location like an axil or shoot apex."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは植物学、園芸学、農業科学の分野で用いられる厳密な専門用語です。一般の日常会話で耳にすることはほとんどなく、非常に専門的な文脈でのみ使用されます。主に科学論文、教科書、専門的な技術報告書、研究発表などで、特定の植物の形態や成長メカニズムを記述する際に使われます。フォーマル度は極めて高く、学術的です。この分野の専門家でない限り、多くのネイティブスピーカーもこの用語を知りません。感情を伴う表現ではなく、客観的な事実を述べる際に使われます。
例文
The formation of adventitious buds is a key mechanism in plant propagation.
不定芽の形成は、植物繁殖における重要なメカニズムです。
Many species can regenerate from adventitious buds after severe pruning.
多くの種は、強剪定後、不定芽から再生することができます。
Adventitious buds can arise from various parts of a plant, including roots and leaves.
不定芽は、根や葉を含む植物の様々な部分から生じることがあります。
Researchers are studying the genetic control of adventitious bud development.
研究者たちは、不定芽の発達における遺伝子制御を研究しています。
The presence of adventitious buds on the stem indicates a stress response in the tree.
茎に不定芽が存在することは、その木がストレス反応を示していることを示します。
Hormone treatments are often used to induce adventitious bud formation in tissue culture.
組織培養では、不定芽の形成を誘導するためにホルモン処理がしばしば用いられます。
Understanding adventitious bud development is crucial for improving crop yields.
不定芽の発達を理解することは、作物の収量を向上させる上で非常に重要です。
Some plants readily produce adventitious buds on their detached leaves.
一部の植物は、切り離された葉から容易に不定芽を形成します。
The development of adventitious buds is often triggered by wounding or environmental stress.
不定芽の発達は、しばしば損傷や環境ストレスによって引き起こされます。
We examined the morphology of adventitious buds formed on willow cuttings.
私たちはヤナギの挿し木に形成された不定芽の形態を調べました。
類似表現との違い
lateral budフォーマル
「lateral bud」（側芽）は、葉の付け根（葉腋）に形成される、通常の発生位置の芽を指します。これに対し「adventitious bud」（不定芽）は、通常の葉腋以外の場所（例えば茎の節間、根、葉など）から発生する芽を指し、発生位置が異なります。
axillary budフォーマル
「axillary bud」（腋芽）は、葉の付け根（葉腋）に形成される芽のことで、「lateral bud」とほぼ同義です。植物の基本的な成長パターンの一部として認識されます。「adventitious bud」は、この「基本パターン」から外れた、予想外の場所から発生する芽を指します。
dormant budフォーマル
「dormant bud」（休眠芽）は、一時的に成長を停止している芽全般を指します。不定芽も休眠状態にあることがありますが、「dormant bud」はその発生位置ではなく、その生理的状態（活動停止）に焦点を当てた表現です。不定芽が休眠芽である場合もあれば、通常の芽が休眠芽である場合もあります。
よくある間違い
❌I saw an adventitious bud on my rose in the garden yesterday. It was so pretty!
✅I saw a new shoot growing in an unusual spot on my rose yesterday. It was so pretty!
「adventitious bud」は専門用語であり、一般的な日常会話で使うと不自然で、ほとんどの聞き手には理解されません。植物の専門家でない限り、日常で使うのは避けるべきです。
学習のコツ
- 💡植物学や園芸学を学ぶ人にとっては必須の専門用語です。
- 💡形容詞 "adventitious" は「偶発的な」「通常の場所から生じない」という意味で、"adventitious root"（不定根）など、他の植物学用語にも使われます。
- 💡日常会話で使う表現ではないことを理解しておくことが重要です。使用シーンが非常に限定されています。
対話例
植物研究室での実験結果の議論
A:
We observed a significant number of adventitious buds forming on the stem cuttings.
茎の挿し木にかなりの数の不定芽が形成されているのが観察されました。
B:
That's interesting. What conditions might have stimulated their development?
それは興味深いですね。どのような条件がそれらの発達を刺激した可能性がありますか？
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