a bit of a

コロケーション英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ə bɪt əv ə/

ə BIT əv ə

💡 「アビットオブア」のようにリエゾンして発音されます。特に `of a` の部分は「オヴァ」のように弱く発音されることが多いです。

使用情報

フォーマリティ:カジュアル
頻度:非常によく使われる
使用場面:
日常会話友人との会話感情表現意見表明性格描写状況説明問題提起

構成単語

意味

「少し〜な」「やや〜な」「ちょっとした〜」という意味で、続く名詞や形容詞の程度を和らげたり、控えめに表現したりする際に用いられる口語的な表現です。

"Used to indicate that something is to a certain small extent, often softening an assertion or describing a characteristic with a mild nuance. It typically precedes a noun or an adjective followed by a noun."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、話者が何かを直接的ではなく、控えめに、あるいは遠回しに伝えたいときに使われます。「完全にそうではないが、それに近い」「少々その傾向がある」といったニュアンスを含みます。 **どんな場面で使うか**: 日常会話で、天気や状況、人の性格、物事の問題点などを表現する際によく使われます。特に、直接的な表現を避けて、相手に配慮したり、柔らかい印象を与えたい場合に便利です。 **どんな気持ちを表すか**: 軽い不満、困惑、皮肉、あるいは単に客観的な事実を控えめに伝える気持ちを表します。しばしばユーモラスなトーンで使われることもあります。 **フォーマル度**: 非常にインフォーマルで口語的です。ビジネスやフォーマルな文書ではほとんど使われません。 **ネイティブがどう感じるか**: 自然で親しみやすい表現として認識されます。発言を和らげる効果があるため、コミュニケーションを円滑にするのに役立ちます。例えば、「It's difficult.」と言うよりも「It's a bit of a challenge.」と言う方が柔らかい印象を与えます。

例文

It's a bit of a surprise to see you here!

カジュアル

ここで会うなんて、ちょっと驚きですね!

He's a bit of a workaholic, always staying late.

カジュアル

彼はちょっとした仕事中毒で、いつも残業しています。

This movie was a bit of a disappointment, to be honest.

カジュアル

正直言って、この映画は少し期待外れでした。

It's been a bit of a hectic week.

カジュアル

今週はちょっと忙しい週でした。

She's a bit of a perfectionist, but it helps with her job.

カジュアル

彼女はやや完璧主義なところがありますが、それが仕事に役立っています。

The weather is a bit of a mess today.

カジュアル

今日の天気はちょっとひどいですね。

I have a bit of a headache.

カジュアル

少し頭が痛いです。

This project is proving to be a bit of a challenge.

ビジネス

このプロジェクトは少々手ごわいことが判明しています。

The new system is a bit of a learning curve for some of us.

ビジネス

新しいシステムは、私たちの一部にとっては多少習得に時間がかかります。

Going to a new country can be a bit of an adventure.

カジュアル

新しい国に行くのは、ちょっとした冒険になりえますね。

類似表現との違い

「a little bit」は副詞的に「少し」という意味で使われることが多く、形容詞や動詞を修飾します。一方、「a bit of a」は主に名詞や名詞句の前に来て、その名詞の性質を「少し〜な」と表現する際に使われます。「He's a little bit tired. (彼は少し疲れている)」と「It's a bit of a problem. (それはちょっとした問題だ)」のように使い分けられます。

somewhat中立

「somewhat」は「いくぶん、多少」という意味で、よりフォーマルで文語的な表現です。`a bit of a` が口語的でカジュアルなニュアンスを持つのに対し、「somewhat」はより客観的で冷静な印象を与えます。例えば、ビジネスレポートなどでは「somewhat challenging」が使われます。

kind ofカジュアル

「kind of」は「~みたいなもの」「ある意味~」といった意味で、`a bit of a` よりもさらに口語的で、曖昧さや不確実性を強調する際に使われます。「He's kind of a big deal. (彼ってちょっとした有名人なんだ)」のように、砕けた表現です。`a bit of a` はもう少し具体的な性質を示す傾向があります。

よくある間違い

It's a bit of problem.
It's a bit of a problem.

「a bit of a」の後には名詞(句)が続きます。可算名詞の場合はその前に冠詞「a/an」が必要です。「problem」は可算名詞なので「a problem」となります。

He is a bit of lazy.
He is a bit lazy.

「a bit of a」の後には名詞(句)が続きます。形容詞「lazy」を修飾したい場合は「a bit lazy」とするのが自然です。もし「lazy」を名詞的に使いたい場合は「He's a bit of a lazy person.」のように名詞を補う必要があります。

学習のコツ

  • 💡「a bit of a」の後に続くのは名詞(句)であることが多いです。
  • 💡何かを控えめに、あるいは遠回しに表現したい時に使われる口語表現です。
  • 💡「少し〜な」「やや〜な」といった、程度を和らげるニュアンスを理解しましょう。

対話例

友人が新しい仕事について話している

A:

How's your new job going?

新しい仕事どう?

B:

It's good, but it's a bit of a challenge trying to learn everything quickly.

良いんだけど、全部を早く覚えるのはちょっとした挑戦だよ。

週末の計画について話している

A:

Are you free to hang out on Saturday?

土曜日、遊びに行ける?

B:

Saturday is a bit of a busy day for me, actually. How about Sunday instead?

土曜日は実はちょっと忙しいんだ。代わりに日曜日はどうかな?

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