a balm for
発音
/ə bɑːm fɔːr/
a BALM for
💡 「balm」の 'a' は日本語の『アー』と『オ』の中間のような音で長く発音し、'l' は発音しません。『for』は弱く短く発音されることが多いです。全体的に穏やかで心地よい響きを意識すると良いでしょう。
使用情報
構成単語
意味
精神的な苦痛や悲しみ、ストレスなどを和らげ、心に安らぎや慰めをもたらすもの。
"Something that provides great comfort, relief, or solace, especially in times of distress, grief, or difficulty, helping to soothe emotional pain."
💡 ニュアンス・使い方
「a balm for」は、物理的な「軟膏」が傷や痛みを和らげるように、精神的な苦痛や悲しみを癒し、心を落ち着かせるものや状況を比喩的に表現する際に使われます。深い安堵感や心からの癒しを表し、困難な状況下での心の支えとなる存在を指します。個人的な感情を語る際や、文学的、詩的な表現としてよく用いられます。ビジネスシーンでは、ストレス軽減や従業員の心の健康といった話題で使われることもありますが、日常会話で頻繁に出てくるほどカジュアルではありません。ややフォーマル寄りで、相手への共感や深い理解を示す際にも効果的です。
例文
Her gentle words were a balm for his troubled mind.
彼女の優しい言葉は、彼の心を悩ませる慰めとなりました。
Music has always been a balm for my soul during difficult times.
音楽は、困難な時期にいつも私の心の癒しでした。
A quiet evening alone can be a true balm for a stressful week.
一人で過ごす静かな夜は、ストレスの多い一週間の真の癒しとなり得ます。
For many, spending time in nature is a balm for the anxieties of modern life.
多くの人にとって、自然の中で過ごす時間は現代生活の不安に対する癒しです。
The support from his family was a balm for his grief after the loss.
家族からの支えは、喪失後の彼の悲しみにとっての慰めでした。
Investing in employee well-being can be a powerful balm for workplace stress and low morale.
従業員の幸福に投資することは、職場でのストレスや士気の低下に対する強力な慰めとなり得ます。
Effective communication serves as a balm for potential misunderstandings within a team.
効果的なコミュニケーションは、チーム内の潜在的な誤解を和らげるものとなります。
The poet described the tranquility of the countryside as a balm for the weary traveler.
その詩人は、田園地帯の静けさを疲れた旅人の癒しとして表現しました。
Philanthropic endeavors can be a balm for the suffering caused by societal inequities.
慈善活動は、社会的不平等によって引き起こされる苦しみに対する癒しとなり得ます。
Receiving unexpected good news was a much-needed balm for her spirits.
予期せぬ良い知らせを受け取ったことは、彼女の気持ちにとって待ち望んでいた慰めでした。
類似表現との違い
「a comfort to」は「〜にとっての慰め」という意味で「a balm for」と非常に似ていますが、「a comfort to」の方がより一般的で直接的な表現です。「a balm for」は「薬」としての「balm」の比喩から、より深く、あるいは詩的な癒しや安堵を強調する傾向があります。
「a remedy for」は「〜の治療法、解決策」という意味で、具体的な問題や病気、困難に対する解決策を指すことが多いです。「a balm for」が感情的・精神的な癒しに特化しているのに対し、「a remedy for」はより広範な問題解決に使われます。
「a solace to」も「〜にとっての慰め、安らぎ」という意味で、「a balm for」と非常に近いですが、「solace」は慰めや気分を和らげることに重点を置きます。「balm」は元々の「軟膏」のイメージから、物理的な痛みを和らげるような、より「作用」を感じさせるニュアンスがあります。
「a source of relief for」は「〜にとっての安堵の源」と、より説明的で直接的な表現です。「a balm for」のような比喩的な美しさや詩的な響きは少なく、事実を述べる際に使われます。
よくある間違い
「〜にとっての慰め」という表現では、前置詞には通常「for」を使用します。「of」を使うと「悲しみの軟膏」となり、意味合いが変わってしまいます。
「〜の中に慰めを見出す」という場合は「in」を使いますが、「〜にとって慰めである」という文脈では「a balm for」の形が自然です。「with」は通常、このような比喩表現では使いません。
学習のコツ
- 💡「balm」が元々「軟膏」や「香油」という意味を持つことを知ると、比喩的な「癒し」のイメージが掴みやすくなります。
- 💡精神的な苦痛や悲しみ、ストレスなど、心の問題を和らげる文脈で積極的に使ってみましょう。
- 💡「a balm for the soul/heart/mind/spirit」のように、癒される対象を具体的に示すと、より表現が豊かになります。
- 💡「A quiet moment was a balm for her frayed nerves. (張り詰めた神経を癒すものだった)」のように、疲れた状態を表す言葉と一緒に使うと効果的です。
対話例
長い出張から帰ってきた友人との会話
A:
Welcome back! You look exhausted. How was the trip?
おかえり!すごく疲れてるように見えるね。出張はどうだった?
B:
It was tough, honestly. But finally seeing my family is a balm for all the stress.
正直、大変だったよ。でも、やっと家族に会えることが、全てのストレスにとっての癒しだよ。
ストレスの多いプロジェクトに取り組んでいる同僚との会話
A:
This project has been incredibly demanding. I feel completely drained.
このプロジェクト、本当に要求が厳しいね。完全に消耗しちゃったよ。
B:
I know how you feel. For me, a long walk in the park after work is always a balm for the pressure.
その気持ち、よくわかるよ。私にとって、仕事帰りの公園での長い散歩は、いつもプレッシャーに対する癒しになるんだ。
人生の困難について語るラジオ番組
A:
In times of great uncertainty, many people struggle to find peace.
大きな不確実性の時代には、多くの人々が心の安らぎを見つけるのに苦労します。
B:
Indeed. For some, volunteering becomes a balm for their own feelings of helplessness, by allowing them to help others.
まったくですね。ある人々にとって、ボランティア活動は、他者を助けることで、自分自身の無力感に対する癒しとなるのです。
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