it's about time to

コロケーション英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ɪts əˈbaʊt taɪm tuː/

it's əˈbaʊt ˈTAIM tuː

💡 「it's about」は連結して軽く発音し、「time」に最も強いアクセントを置きます。動詞の「to」は弱く「タ」のように発音されることが多いです。全体的にリズミカルに発音すると自然です。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:非常によく使われる
使用場面:
日常会話学校・教育ビジネス趣味・娯楽家族・友人との会話仕事生活全般

構成単語

意味

「そろそろ〜する時間だ」「もう〜してもいい頃だ」と、何かが遅れていることや、行動を起こすべき時が来ていることを示唆する表現。

"It is the appropriate moment to do something, often implying that the action should have been done earlier or that there has been a significant delay, and it's time to act."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、単に「〜する時間だ」と述べるだけでなく、話者の中に「もういい加減〜すべきだ」「遅れている」という軽い焦りや期待、あるいは行動を促す気持ちが含まれます。ポジティブな意味で「さあ、始めよう」という促しにもなりますが、少しのいら立ちや催促のニュアンスを帯びることもあります。 **どんな場面で使うか:** 日常会話で、友人、家族、同僚など、比較的親しい関係や、一般的な状況でよく使われます。例えば、家事を促したり、会議を始めたり、新しい計画に取り掛かる際などです。 **どんな気持ちを表すか:** 「待ち望んでいたこと」「遅延していたこと」「やるべきこと」に対して、ようやく行動を起こせる、あるいは起こすべきだという気持ち。軽いプレッシャーを与えるニュアンスも含むことがあります。 **フォーマル度:** ややインフォーマルからニュートラル。ビジネスシーンでも使われますが、相手との関係性や状況によっては少し直接的に聞こえることがあります。 **ネイティブがどう感じるか:** 非常に一般的で自然な表現です。親しい間柄では、相手に行動を促す際に気軽に使われます。`about` を加えることで、「まさにその時」「本当にそろそろ」という強調が生まれます。

例文

It's about time to start thinking about dinner.

カジュアル

そろそろ夕食のことを考え始める時間だね。

It's about time to head home. It's getting late.

カジュアル

そろそろ家に帰る時間だよ。遅くなってきたしね。

My old car is constantly breaking down. It's about time to buy a new one.

カジュアル

私の古い車はいつも故障ばかりだ。そろそろ新しいのを買う時期だね。

You've been playing video games all day. It's about time to do your homework.

カジュアル

一日中ゲームしてるじゃないか。そろそろ宿題をする時間だよ。

We've been talking for a while, it's about time to decide on a plan.

カジュアル

しばらく話してきたけど、そろそろ計画を決めるときだね。

The market has been volatile; it's about time to review our investment strategy.

ビジネス

市場が不安定です。そろそろ投資戦略を見直す時期でしょう。

Given the current progress, it's about time to scale up the production.

ビジネス

現在の進捗を考えると、そろそろ生産規模を拡大する時期です。

It's about time to address the structural issues within the organization.

フォーマル

組織内の構造的な問題に、そろそろ対処すべき時です。

After years of preparation, it's about time to launch our new product.

カジュアル

長年の準備を経て、いよいよ新製品を発売する時が来ました。

The kids are getting restless; it's about time to go to the park.

カジュアル

子供たちが落ち着かなくなってきたね。そろそろ公園に行く時間だよ。

類似表現との違い

`about` がないため、単純に「〜する時間だ」という事実を述べるニュアンスが強く、焦りや催促の感情は `it's about time to` よりも弱いです。より客観的な表現です。

「もうとっくに〜すべき時だ」という、強い焦りや、やや非難めいたニュアンスを含みます。行動がかなり遅れていることへのいら立ちや、強く促す気持ちが表れています。`it's about time to` よりも切迫感が強いです。

後ろに動詞の原形ではなく、名詞が来ます。「〜の時間だ」という意味で、具体的なイベントや活動の開始を示します(例: It's time for dinner. 夕食の時間だ)。行動を促すニュアンスは `it's about time to` よりも弱いです。

動詞の原形が続く `it's about time to` とは異なり、that節が続き、そのthat節の中の動詞は過去形になります(例: It's about time that you cleaned your room.)。これは仮定法的なニュアンスで、「もうとっくに〜していてもよかったのに」という強い催促や不満を表します。文語的で、`to` を使う表現よりもフォーマルで感情的な場合があります。

よくある間違い

It's about time doing my homework.
It's about time to do my homework.

`it's about time to` の後には動詞の原形が続きます。動名詞(-ing形)は使いません。

It's time about to go.
It's about time to go.

`about` の位置が異なります。必ず `it's about time to` の順序で使います。

It's about time for leave.
It's about time to leave.

`for` の後ろには名詞が来ますが、動詞を使う場合は `to + 動詞の原形` の形を使います。

学習のコツ

  • 💡「to」の後には必ず動詞の原形が来ます。
  • 💡`about` を加えることで、「まさにその時が来た」「もうそろそろ」という強調のニュアンスが生まれます。
  • 💡行動を促す時や、何かを始めるのに適切な時期だと感じる時に便利です。少しの催促や軽い焦りを表現するのに適しています。
  • 💡フォーマルな場面でも使えますが、相手への配慮が必要な場合は「It might be a good time to...」のようなより丁寧な表現を検討しましょう。

対話例

友人がソファでくつろいでばかりいるのを見て、出かける準備を促す場面。

A:

Hey, are you ready? It's about time to leave for the concert!

ねえ、準備できた?そろそろコンサートに出発する時間だよ!

B:

Oh, right! I totally lost track of time. I'll be ready in five minutes.

あ、そうだ!すっかり時間を忘れてた。5分で準備するね。

職場で、会議が始まろうとしているがまだ皆が席に着いていない状況。

A:

Excuse me, everyone. It's about time to start the meeting.

皆さん、すみません。そろそろ会議を始める時間です。

B:

Ah, yes. Please take your seats.

あ、はい。どうぞお座りください。

子供が寝る時間を過ぎても遊んでいるのを見て、親が促す場面。

A:

Sweetie, it's about time to go to bed now. You have school tomorrow.

可愛い子ちゃん、もうそろそろ寝る時間だよ。明日学校があるからね。

B:

Just five more minutes, please?

あと5分だけ、お願い?

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