/jiːld tuː/
YIELD to
💡 「イールドゥ トゥー」のように発音します。動詞の 'yield' に強勢を置き、'to' は弱く「タ」のように発音されることも多いです。
"To allow another person, vehicle, or thing to go before you or to have priority, especially in traffic; or to surrender to pressure, demands, or a superior force."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に二つの文脈で使われます。一つは、交通ルールなどで物理的に道を譲ったり、優先順位を譲ったりする場合です。もう一つは、圧力、要求、権威、誘惑などに対して抵抗を諦め、屈服したり譲歩したりする精神的な状況です。後者の場合、強い抵抗の後に最終的に諦める、あるいは受け入れるというニュアンスを含みます。ややフォーマルな響きがあり、ビジネスや公式な文書、ニュース記事などでよく見られます。カジュアルな会話で「道を譲る」と言う場合は 'give way to' の方が一般的かもしれません。
Drivers must yield to pedestrians at crosswalks.
運転手は横断歩道の歩行者に道を譲らなければなりません。
You should always yield to emergency vehicles with their sirens on.
サイレンを鳴らしている緊急車両には、常に道を譲るべきです。
The smaller boat had to yield to the large cargo ship in the channel.
小型船は水路の大型貨物船に道を譲らなければなりませんでした。
It's considered polite to yield to people coming out of a crowded elevator.
混雑したエレベーターから降りてくる人に道を譲るのは礼儀正しいとされています。
I had to yield to a slower car on the narrow road.
狭い道で、私は遅い車に道を譲らなければなりませんでした。
In the negotiation, we decided to yield to some of their minor demands to achieve a better overall agreement.
交渉において、私たちはより良い全体的な合意を得るために、彼らの小さな要求のいくつかには譲歩することにしました。
The company's marketing strategy had to yield to consumer trends.
その会社のマーケティング戦略は、消費者のトレンドに合わせなければなりませんでした。
The government was advised to yield to international pressure regarding the human rights issue.
政府は人権問題に関する国際的な圧力に屈するよう助言されました。
One must yield to the authority of the law, even if one disagrees with it.
たとえ同意できなくても、人は法の権威に服従しなければなりません。
"To fail to resist an emotion, temptation, or physical force; to give way to something that one has been resisting."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、自制心や抵抗力を失って、何らかの好ましくないもの(誘惑、疲労、病気など)に流されたり、屈したりする状況を表します。多くの場合、本人が抵抗しようと努力したにもかかわらず、最終的にその力に負けてしまうというニュアンスを含みます。個人的な感情や状況に対して使われることが多いですが、文学的な表現やニュース記事などでも見られます。やや堅い表現です。
I tried to stick to my diet, but I eventually yielded to the temptation of chocolate cake.
ダイエットを頑張ろうとしたのですが、結局チョコレートケーキの誘惑に負けてしまいました。
He didn't want to work late, but he yielded to his boss's urgent request.
彼は残業したくなかったが、上司の緊急の依頼に屈した。
She vowed never to yield to despair, no matter how difficult her life became.
彼女は、人生がどんなに困難になっても、決して絶望に屈しないと誓いました。
The old bridge eventually yielded to the force of the floodwaters.
古い橋は、最終的に洪水によって崩壊しました。
Despite their strong convictions, the committee had to yield to the overwhelming public opinion.
彼らの強い信念にもかかわらず、委員会は圧倒的な世論に屈しなければなりませんでした。
The patient's immune system, weakened by the illness, eventually yielded to the infection.
病気で弱った患者の免疫システムは、最終的に感染症に屈しました。
Historians often discuss how ancient empires would eventually yield to internal strife or external invasions.
歴史家はしばしば、古代帝国が最終的に内紛や外部からの侵略に屈していった経緯について議論します。
The dictator's regime ultimately yielded to the will of the people after months of protests.
独裁政権は数ヶ月にわたる抗議活動の後、最終的に国民の意思に屈しました。
「〜に道を譲る」「〜に屈する」とほぼ同じ意味で使われますが、'yield to' よりも口語的で一般的な表現です。物理的な道を譲る場合にも、比喩的に圧力に屈する場合にも使えますが、よりカジュアルな印象を与えます。
「〜に服従する」「〜に従う」という意味で、権威や支配に対して抵抗せずに受け入れ、従うニュアンスが強いです。'yield to' が抵抗の末に屈する意味合いを持つのに対し、'submit to' は最初から従うという、より受け身的な印象があります。よりフォーマルな文脈で使われます。
「〜に降伏する」「〜に身を任せる」という意味で、抵抗を完全に諦めて相手の手に委ねる、あるいは感情や状況に完全に身を任せるという強いニュアンスがあります。軍事的な降伏によく使われ、'yield to' よりもドラマチックで、より強い諦めの感情を伴います。
「〜に屈服する」「〜に負ける」という意味で、病気、誘惑、圧力、疲労など、特に負の力や抗しがたいものに抵抗できずに倒れてしまう、負けてしまうというニュアンスが強いです。'yield to' と似ていますが、'succumb to' の方がより不可抗力的な、避けられない結果として屈するという意味合いが強いです。非常にフォーマルな表現です。
「〜に譲る」「〜に屈する」という意味で使う場合、前置詞は 'to' が正しいです。'for' を使うと意味が通じなくなります。
同様に、前置詞は 'to' を使用します。'by' は「〜によって」という意味になるため、文脈に合いません。
A:
Why did you slow down so much back there?
なんであそこでそんなに減速したの?
B:
I had to yield to the pedestrian crossing the street. It's the law.
道を横断している歩行者に道を譲らなければならなかったんだ。法律だからね。
A:
How's your no-sugar challenge going?
砂糖抜きチャレンジ、どう?
B:
Not so well, I'm afraid. I completely yielded to a huge piece of cake yesterday.
残念ながら、あまりうまくいってないんだ。昨日、大きなケーキの誘惑に完全に負けてしまったよ。
A:
Their demands are quite high. Do you think we can meet them all?
彼らの要求はかなり高いですね。全てに応じられると思いますか?
B:
Not all, but to finalize the deal, we might have to yield to their request on the delivery schedule.
全てではありませんが、取引をまとめるためには、納期に関する彼らの要求には譲歩しなければならないかもしれません。
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