/vərˈtɪdʒɪnəs drɒp/
verTIGinous DROP
💡 「vertiginous」は『ヴァーティジナス』のように、『ティ』の部分に強くアクセントを置きます。「drop」は強く、短く発音します。
"A sudden, extremely steep, and dizzying descent or decline that can cause a sensation of vertigo."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に「急な落下」を意味するだけでなく、その落下が「めまいを引き起こすほどに急である」という心理的・身体的な影響を強調します。物理的な崖や谷、高所からの落下だけでなく、比喩的に株価や地位の急落など、極端な下落状況にも使われます。非常に劇的で、視覚的に衝撃的な状況を描写する際に用いられ、比較的フォーマルで文学的な響きがあります。ネイティブは、この言葉を聞くと、単なる「急な下り坂」ではなく、恐怖や畏敬の念を伴うような圧倒的な高低差を想像します。
Standing at the edge of the cliff, we gazed at the vertiginous drop to the ocean below.
崖の端に立ち、私たちは眼下の海へのめまいがするような急降下を見つめました。
The rollercoaster features a vertiginous drop that makes everyone scream.
そのジェットコースターには、誰もが叫び声を上げるようなめまいがする急降下があります。
Climbing to the summit, we were met with a breathtaking view and a vertiginous drop on the other side.
頂上まで登ると、息をのむような景色と、反対側のめまいがするほどの急な落ち込みが私たちを待っていました。
The sudden financial crisis led to a vertiginous drop in stock prices.
突然の金融危機は、株価のめまいがするほどの急落につながりました。
After years of prosperity, the company experienced a vertiginous drop in its market share.
長年の繁栄の後、その会社は市場シェアがめまいがするほど急落しました。
The architect designed a skyscraper with a glass floor overlooking a vertiginous drop.
その建築家は、めまいがするような急降下を見下ろすガラスの床を持つ超高層ビルを設計しました。
The report detailed the vertiginous drop in biodiversity in the region.
その報告書は、その地域の生物多様性のめまいがするほどの急激な減少を詳述していました。
Early explorers described the mountain pass as having a vertiginous drop on both sides.
初期の探検家たちは、その山道が両側にめまいがするような急降下がある、と描写しました。
The Grand Canyon presents a series of vertiginous drops that awe visitors.
グランドキャニオンは、訪れる人々を畏敬の念に打たせる、めまいがするような一連の急降下を見せてくれます。
His career took a vertiginous drop after the scandal.
スキャンダルの後、彼のキャリアはめまいがするほど急落しました。
From the observation deck, one can appreciate the vertiginous drop to the city streets below.
展望台からは、眼下の街路へのめまいがするほどの急降下を実感できます。
「sheer drop」は「切り立った崖のような急な落下」を意味し、物理的な地形の垂直性を強調します。「vertiginous drop」が「めまいがするほどの」という心理的・身体的感覚に焦点を当てるのに対し、「sheer drop」はより客観的な急勾配や垂直に近い落差を指します。どちらもフォーマルですが、「sheer drop」の方がより具体的で物理的な地形描写に使われることが多いです。
「steep decline」は「急な下落、急な減少」という意味で、物理的な落下だけでなく、株価や業績、人口などの比喩的な減少にも広く使われます。「vertiginous drop」は「めまいがするほどの」という感覚的な要素を含み、より劇的な状況を描写するのに対し、「steep decline」はより汎用性が高く、具体的な数値の急激な低下にも適用されます。
「precipitous drop」は「絶壁のような落下、急落」を意味し、「vertiginous drop」と非常に近い意味合いを持ちます。「precipitous」も「非常に急な」という意味で、恐怖や危険を伴うような急な落差を表します。両者ともフォーマルで文学的ですが、「vertiginous」が「めまい」という感覚に特化しているのに対し、「precipitous」はより「断崖絶壁のような」という地形的な要素を強く感じさせます。
「dizzying height」は「めまいがするほどの高さ」を意味し、落下ではなく「高さ」に焦点が当たります。どちらも「めまいがする」という共通の感覚を表しますが、「vertiginous drop」は「急な落下・下落」という動きや状態を指すのに対し、「dizzying height」は「圧倒的な高さ」という静的な状態を指します。文脈に応じて使い分けが必要です。
「vertigo」は「めまい」という名詞であり、「〜のような」という意味の形容詞ではありません。形容詞の「vertiginous」を使うのが正しい形です。「vertigo drop」は文法的に誤りです。
「very steep drop」も間違いではありませんが、「めまいがするほど」という心理的・身体的影響を強調したい場合は「vertiginous drop」がより適切です。「very steep drop」は単に物理的な急勾配を客観的に表現する際に使われます。
vertiginous drop を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。