tacit

/ˈtæsɪt/

英検準1級C1TOEIC ★★
ビジネス学術日常教育法律

意味

形容詞

暗黙の、無言の、言葉にしない、黙示の

発音

/ˈtæsɪt/

TAcit

💡 最初の音節「ta」を強く発音しましょう。日本語の「タ」よりも少し唇を丸めるようなイメージです。「ci」は短く「シ」と発音し、最後の「t」は破裂音ですが、息を強く出さずに軽く置くようにすると自然です。カタカナで「タシット」と発音すると最後の「ト」が強くなりすぎるので注意してください。

例文

They had a tacit agreement.

カジュアル

彼らは暗黙の合意がありました。

Silence implies tacit consent.

カジュアル

沈黙は暗黙の同意を意味します。

His nod was tacit approval.

カジュアル

彼のうなずきは暗黙の承認でした。

We reached a tacit understanding.

カジュアル

私たちは暗黙の理解に達しました。

She gave her tacit support.

カジュアル

彼女は暗黙の支持を与えました。

There was a tacit understanding.

カジュアル

そこには暗黙の理解がありました。

A tacit contract can exist.

ビジネス

暗黙の契約が存在し得ます。

Management offered tacit approval.

ビジネス

経営陣は暗黙の承認を示しました。

His tacit assent was crucial.

フォーマル

彼の暗黙の同意は不可欠でした。

Tacit knowledge is often valuable.

フォーマル

暗黙知はしばしば価値があります。

変形一覧

形容詞

比較級:more tacit
最上級:most tacit

文法的注意点

  • 📝「tacit」は形容詞なので、常に名詞を修飾します。特に「tacit agreement」(暗黙の合意)や「tacit approval」(暗黙の承認)などの形でよく使われます。
  • 📝「tacit」は「explicit」(明示的な)の対義語として用いられることが多いです。
  • 📝一般的に「tacit」の比較級・最上級(more tacit, most tacit)はあまり使われませんが、文法的には正しく、特定の状況では使用可能です。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス学術日常会話法律政治教育人間関係

よくある間違い

He gave a silent approval.
He gave a tacit approval.

「silent」は「音を立てない、静かな」という意味ですが、「tacit」は「言葉にしない、暗黙の」という意味です。誰かの同意や了解が「言葉で明示されない」状況を表現する際には、「tacit」が適切です。「silent approval」と言うと、「静かな承認」という意味合いになってしまい、意図が伝わりにくくなります。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
tacere (沈黙する)

📚 「tacit」はラテン語の動詞「tacere」(沈黙する、口を閉じる)に由来します。この語根から、「言葉にせず、暗黙のうちに理解される」という意味が生まれました。同じ語源を持つ単語に「taciturn」(無口な)があります。

学習のコツ

  • 💡類語である「implicit」(暗に含む、含意された)と合わせて覚えると、より意味が定着しやすくなります。
  • 💡「tacit agreement」(暗黙の合意/了解)は非常によく使われるコロケーションなので、この表現ごと覚えておくと便利です。
  • 💡語源が同じ「taciturn」(無口な)という単語も一緒に学ぶと、語彙の幅が広がります。
  • 💡「言葉に出してはいないが、誰もが理解していること」というニュアンスを掴むことが重要です。

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