/sleɪv tə wɜːrk/
SLAVE tə WURK
💡 「slave(スレイヴ)」は唇を横に広げて「スレィヴ」と発音し、語尾の「-ve」はFの音に似た濁った音です。「work(ワーク)」の「r」は舌を巻かずに引くように発音し、「-k」の音は軽く息を出すように発音します。全体的に「仕事の奴隷」というネガティブな響きを意識して発音すると自然です。
"A person who is excessively devoted to their job, often to the detriment of their personal life and well-being; someone who works compulsively and feels trapped or enslaved by their professional responsibilities."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に「一生懸命働く」という意味ではありません。仕事への献身が行き過ぎて、個人の生活、健康、人間関係などが疎かになっている状態を指します。話し手は、その人が仕事に「縛られている」「自由がない」と感じていることを示唆しており、批判、同情、または心配といったネティブな感情が込められています。 **どんな場面で使うか**: 主に日常会話で、友人や同僚、家族などの働き方について話す際に使われます。例えば、休暇を取らない人、いつも残業している人、仕事のことばかり考えている人に対して使われることが多いです。 **どんな気持ちを表すか**: 疲労、ストレス、自由のなさ、人生のバランスの欠如といったネガティブな状態を指摘したり、その人への憐憫や懸念を表す際に使われます。話し手自身がその状況に陥っていると感じる場合にも使えます。 **フォーマル度**: 比較的インフォーマルな表現です。ビジネスの公式な場や書面では避けるべきです。 **ネイティブがどう感じるか**: 「仕事に人生を捧げている」というよりも「仕事に人生を奪われている」「仕事のせいで不幸そう」といった、より強いネガティブな印象を受けます。
My brother has become a slave to work since he started his new job; he never takes a day off.
弟は新しい仕事を始めてから仕事の奴隷のようになってしまったよ。一日も休まないんだ。
I sometimes feel like a slave to work, checking emails even on vacation.
休暇中もメールをチェックしていると、時々仕事の奴隷みたいだと感じるよ。
Don't be a slave to work, always remember to make time for your family and hobbies.
仕事の奴隷になるなよ、いつも家族や趣味のための時間を作るのを忘れないで。
She's worried her husband is becoming a slave to work and neglecting his health.
彼女は夫が仕事の奴隷になり、健康を疎かにしているのではないかと心配しています。
It seems he's a slave to work; he's always the last one to leave the office.
彼は仕事の奴隷のようです。いつもオフィスを最後に出る人ですから。
You don't want to become a slave to work and lose sight of what truly matters.
仕事の奴隷になって、本当に大切なものを見失いたくないですよね。
Many startup founders often find themselves as a slave to work in the early stages.
多くのスタートアップの創業者は、初期段階では仕事の奴隷のようになっている自分に気づきます。
We must ensure our employees do not become slaves to work, affecting their mental well-being.
従業員が仕事の奴隷となり、精神的な健康に影響が出ないようにしなければなりません。
「workaholic」は「仕事中毒者」を指す名詞で、必ずしもネガティブなニュアンスばかりではありません。本人が仕事好きで自ら進んで働いている場合にも使われます。一方「slave to work」は、仕事に「縛られている」「自分の意思に反して働いている」という強いネガティブなニュアンスや不自由さが含まれます。
「burnout」は「燃え尽き症候群」のことで、過度な労働によって心身が疲弊しきった状態やその現象を指します。「slave to work」は、燃え尽きる原因となる「過剰な働き方をしている人」やその状態そのものを指し、burnoutはその結果として生じる現象です。
「all work and no play」は、仕事ばかりで遊びがない状態を指すフレーズです。特に「All work and no play makes Jack a dull boy.(仕事ばかりで遊びがないと、ジャックは退屈な子になる)」という諺でよく知られています。「slave to work」と同様に、仕事とプライベートのバランスが悪いことを指摘しますが、「slave to work」の方が「強制されている」「不自由である」というニュアンスが強く、より深刻な状況を示唆します。
「tied to one's desk」は「机に縛り付けられている」という意味で、物理的に仕事場から離れられない、あるいは長時間机に向かって作業している状況を表します。これは「slave to work」が示す精神的な拘束や、人生全般にわたる影響よりも、より具体的な仕事中の拘束感を強調する表現です。
「〜の奴隷」という意味で前置詞「of」を使いたくなりますが、このフレーズでは「〜に支配される」というニュアンスから前置詞「to」が正しいです。「slave to fashion(ファッションの奴隷)」や「slave to money(お金の奴隷)」など、他の文脈でも「slave to X」の形が一般的です。
「for」は「〜のために」という意味になり、「仕事のために奴隷である」という不自然な表現になってしまいます。正しくは「〜に支配されている」という意味で「to」を使います。
「works like a slave」は「奴隷のように働く」という意味で、これは別の表現です。「slave to work」は「仕事の奴隷である」という状態そのものを指します。両者を混同して「works like a slave to work」とすると重複して不自然になります。
A:
Have you seen Ken recently? He looks really tired.
最近ケンに会った?すごく疲れてるように見えるんだけど。
B:
Yeah, I know. He's become a slave to work since his promotion. He never takes a break.
うん、知ってるよ。昇進してから仕事の奴隷みたいになってるよね。全然休まないし。
A:
It's not healthy. Someone should talk to him.
健康に良くないよ。誰か彼に話すべきだ。
A:
Honey, are you coming to bed soon? It's past midnight.
あなた、もうすぐ寝る?もう夜中過ぎてるわよ。
B:
Just a little longer, I have to finish this report.
もう少しだけ。このレポートを仕上げなきゃいけないんだ。
A:
You're becoming a slave to work. Your health is more important than any report.
あなた、仕事の奴隷になってるわよ。あなたの健康はどんなレポートよりも大切よ。
slave to work を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。