reduce disparity
発音
/rɪˈduːs dɪˈspærəti/
reDUCE disPARity
💡 「reduce」は「リデュース」と読み、「duce」を強く発音します。「disparity」は「ディスパリティ」と読み、「par」を強く発音し、「ty」は「ティ」よりも「リ」に近い音になります。
使用情報
構成単語
意味
社会的・経済的・地域的な格差を減らす、不均衡を是正する、不平等を縮小する。
"To lessen or diminish the differences or inequalities, especially in socioeconomic status, opportunities, or outcomes, between different groups or areas."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に社会、経済、地域、教育、所得など、様々な分野における「格差」や「不均衡」を対象に使う非常にフォーマルな表現です。政策提言、学術論文、報道記事、ビジネス戦略、国際会議といった公式な文脈で頻繁に用いられます。個人の間の小さな違いを指すというよりは、集団間や全体的な構造における大きな違いを指すことが多く、中立的かつ客観的な姿勢で問題解決への強い意志や改善の方向性を示す際に適しています。ネイティブスピーカーは、政府、企業、NPOなどが社会的な課題や組織的な改善策について目標や取り組みを述べる際に、このフレーズを多用します。
例文
The government aims to reduce disparity in income distribution through new tax policies.
政府は新しい税制政策を通じて所得分配の格差を減らすことを目指しています。
Our company is committed to taking steps to reduce disparity between male and female employees' salaries.
弊社は男女従業員の給与格差を縮小するための措置を講じることに尽力しています。
Efforts are being made to reduce disparity in access to healthcare services across different regions.
地域間の医療サービスへのアクセスの格差を減らすための努力がなされています。
Education reform is essential to reduce disparity in academic achievement among students from various backgrounds.
教育改革は、多様な背景を持つ生徒間の学力格差を縮小するために不可欠です。
International aid organizations work to reduce disparity between developed and developing nations.
国際援助機関は、先進国と発展途上国の間の格差を縮小するために活動しています。
Technological advancements can help reduce disparity by providing equal opportunities for remote learning.
技術の進歩は、リモート学習に平等な機会を提供することで格差縮小に貢献できます。
The new urban development plan seeks to reduce disparity in infrastructure between the city center and suburban areas.
新しい都市開発計画は、都心部と郊外地域間のインフラ格差を減らすことを目指しています。
We need to find ways to reduce disparity in opportunities for young people, regardless of their family background.
若者の機会の格差を、家庭環境に関わらず減らす方法を見つける必要があります。
It's important for communities to work together to reduce disparity in local resources.
地域社会が協力して地域資源の格差を減らすことが重要です。
Addressing climate change also involves working to reduce disparity in vulnerability to environmental disasters.
気候変動への対処は、環境災害に対する脆弱性の格差を減らすことにも関連しています。
One of the main goals of our project is to reduce disparity in digital literacy among different age groups.
私たちのプロジェクトの主要な目標の一つは、異なる年齢層間のデジタルリテラシーの格差を縮小することです。
Companies should actively promote diversity to reduce disparity in leadership roles.
企業は、リーダーシップ職における格差を減らすために、積極的に多様性を推進すべきです。
類似表現との違い
「ギャップを埋める」というニュアンスで、「reduce disparity」よりも一般的で幅広い文脈で使われます。フォーマル度はやや低いですが、ビジネスでも頻繁に使用されます。
「不平等に対処する／解決する」という意味合い。「disparity」が単なる「違い」を指すのに対し、「inequalities」は倫理的・道徳的な観点から「不当な不平等」というニュアンスが強い場合があります。フォーマル度は同程度です。
「隔たりを狭める」という意味で、物理的な隔たりだけでなく、思想や意見、文化などの抽象的な隔たりにも使えます。「reduce disparity」と同様にフォーマルな文脈で用いられます。
「違いを緩和する／軽減する」というニュアンス。「mitigate」は「軽減する」「和らげる」という意味合いが強く、「disparity」よりも「違い」そのものの程度を小さくする側面を強調します。比較的フォーマルです。
「競争条件を公平にする」という比喩的な表現。機会の不均衡をなくし、誰もが同じスタートラインに立てるようにするという意味で、「reduce disparity」が目的とする結果の一つを表します。より口語的で、ビジネスやスポーツの文脈でも使われます。
よくある間違い
「〜における格差」を表す際には、一般的に前置詞の「in」を使用します。「of」を使うと意味は通じますが、より自然なコロケーションは「in」です。
「make smaller」でも意味は通じますが、「reduce disparity」はよりフォーマルで、社会的な格差問題について話す際の定型的な表現です。公式な文脈では「reduce disparity」が好まれます。
学習のコツ
- 💡社会問題や政策に関するニュース記事や報告書で多く見かけるフレーズです。例文を参考に、実際の文脈でどのように使われているかを意識して学習しましょう。
- 💡「〜の格差を減らす」と言いたい場合は、「reduce disparity in [分野]」の形で使うのが一般的です（例: reduce disparity in access to education）。
- 💡フォーマルな文書やプレゼンテーションで、説得力のある客観的な表現として活用できます。
対話例
企業内でのDE&I (Diversity, Equity & Inclusion) 会議
A:
We need to enhance our efforts in diversity and inclusion. What's our next step?
多様性とインクルージョンへの取り組みを強化する必要があります。次のステップは何でしょうか？
B:
I believe we should prioritize actions to reduce disparity in promotion rates between different demographic groups within the company.
社内の異なる人口統計グループ間での昇進率の格差を縮小するための行動を優先すべきだと考えます。
政府関係者間の政策議論
A:
The regional economic gap is widening. How can we tackle this?
地域経済の格差が拡大しています。これにどう対処すればよいでしょうか？
B:
We must implement new policies designed to reduce disparity in resource allocation and investment across all regions.
私たちは、すべての地域における資源配分と投資の格差を減らすことを目的とした新しい政策を実施しなければなりません。
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reduce disparity を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。