recalcitrant student
発音
/rɪˈkælsɪtrənt ˈstuːdənt/
reCALcitrant STUdent
💡 「recalcitrant(リキャルシトラント)」は3音節目「CAL」に、特に強いアクセントがあります。続く「student(スチューデント)」は1音節目「STU」をはっきりと発音します。
使用情報
構成単語
意味
手に負えない、反抗的な、言うことを聞かない生徒や学生。権威や規則に頑として従わず、指導や規律に抵抗する態度を示す。
"A student who is unwilling to obey authority, control, or discipline; one who resists guidance and refuses to comply with rules or instructions."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単にわんぱくでやんちゃな生徒を指すのではなく、より根深い問題や意固地な態度で、指導や規律に反抗し続ける生徒を表す際に使われます。教育現場や学術的な文脈で用いられることが多く、先生や教育関係者が生徒の行動に困惑したり、苛立ちを感じたり、徒労感を覚えるような状況で使われます。フォーマル度はやや高めで、日常会話で頻繁に出てくる表現ではありませんが、教育に関する真剣な議論や報告書などでは適切です。ネイティブは、この表現を聞くと、その生徒が単なる一時的な反抗ではなく、継続的かつ頑固な不従順さを持っているという印象を受けます。
例文
The new teacher struggled to manage the recalcitrant student at the back of the class.
新任の教師は、教室の後ろにいる手に負えない生徒の扱いに苦労しました。
How do you effectively deal with a recalcitrant student who refuses to complete assignments?
課題を提出しない手に負えない生徒に、どうすれば効果的に対処できますか?
She was once a recalcitrant student, always challenging the rules.
彼女はかつて反抗的な生徒で、いつも規則に異議を唱えていました。
The principal convened a meeting to discuss strategies for engaging recalcitrant students.
校長は、手に負えない生徒たちをどう巻き込むかの戦略を話し合うために会議を招集しました。
Despite repeated warnings, the recalcitrant student continued to disrupt the lesson.
再三の注意にもかかわらず、その手に負えない生徒は授業を妨害し続けました。
Parents were informed about their child's behavior, but he remained a recalcitrant student.
保護者には子供の行動について伝えられましたが、彼は依然として反抗的な生徒でした。
The school implemented a new mentorship program specifically for recalcitrant students.
その学校は、手に負えない生徒たちのために特化した新しいメンター制度を導入しました。
Addressing the needs of recalcitrant students requires a multifaceted approach involving counselors and specialized programs.
手に負えない生徒たちのニーズに対処するには、カウンセラーや専門プログラムを含む多角的なアプローチが必要です。
Identifying the root causes behind a student becoming recalcitrant is crucial for effective intervention.
生徒が手に負えない状態になる根本原因を特定することは、効果的な介入のために極めて重要です。
It's a challenge to motivate a recalcitrant student who shows little interest in learning.
学習にほとんど興味を示さない手に負えない生徒をやる気にさせるのは難しいことです。
類似表現との違い
「unruly」は「手に負えない、乱暴な、規則に従わない」という意味で、「recalcitrant」と似ていますが、「unruly」はより行動が乱暴で制御しにくい状態を表すことが多いです。「recalcitrant」が内面的な頑固さや意固地さを強調するのに対し、「unruly」は秩序を乱す行動に焦点を当てます。
「disobedient」は「不従順な、命令に従わない」という意味で、直接的に指示や規則に背く行動に焦点を当てます。「recalcitrant」のような頑固さ、意固地さのニュアンスは薄く、より広範な不従順さを表します。
「rebellious」は「反抗的な、反逆的な」という意味で、権威や既存のシステムに対して積極的に反抗する、あるいは強い不満を示す生徒を指します。「recalcitrant」よりも、より大きな組織や制度に対する反発のニュアンスが強いです。
「defiant」は「反抗的な、挑戦的な」という意味で、公然と権威に逆らい、挑戦的な態度をとる生徒を指します。「recalcitrant」が内面的な頑固さを含むのに対し、「defiant」はより外部に対する挑戦的な態度が強調されます。
学習のコツ
- 💡「recalcitrant」は学生だけでなく、「recalcitrant patient(治療に従わない患者)」や「recalcitrant material(扱いにくい素材)」など、指示や意図に反して抵抗する対象全般に使えます。
- 💡「recalcitrant」という単語自体がやや硬い表現なので、日常会話で頻繁に使うと不自然に聞こえることがあります。特に教育現場での真剣な議論や書面で用いると良いでしょう。
- 💡語源はラテン語の「calcitrare(かかとで蹴る)」に由来し、「頑として抵抗する」というイメージと結びつけて覚えると忘れにくいです。
対話例
先生同士の生徒に関する会話
A:
How's the new student, Tom, settling in?
新しい生徒のトムは、どうですか?
B:
He's been quite a recalcitrant student, unfortunately. He refuses to follow instructions.
残念ながら、かなり手に負えない生徒です。指示に従おうとしません。
保護者と教師の面談
A:
Thank you for meeting with me, Mr. Johnson. I'm concerned about Lily's behavior.
ジョンソン先生、お会いできてありがとうございます。リリーの行動について心配しています。
B:
Yes, Mrs. Davis. While Lily is bright, she can be a rather recalcitrant student when she doesn't agree with the task.
ええ、デイビス様。リリーさんは賢いのですが、課題に納得できないと、かなり反抗的な生徒になることがあります。
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