意味
形容詞
多孔質の、穴だらけの、浸透性の、透過性の
形容詞
（比喩的に）監視が甘い、隙だらけの、緩い
発音
/ˈpɔːrəs/
POrOUS
💡 「ポーラス」と発音しがちですが、最初の「po」は短く強めに「ポォ」と発音しましょう。語尾の「-ous」は「アス」と明確にせず、曖昧な「əs（シュワ音）」に近い音です。日本語のラ行とは異なる、舌を巻かない「r」の音も意識すると良いでしょう。
例文
This sponge is very porous.
このスポンジはとても多孔質です。
Porous rock absorbs water well.
多孔質の岩は水をよく吸収します。
His memory became porous.
彼の記憶は曖昧になりました。
The wall was quite porous.
その壁はかなり浸透性がありました。
Porous soil drains quickly.
多孔質の土壌はすぐに排水します。
Her defense was rather porous.
彼女の防御はかなり甘かったです。
Porous borders invite smuggling.
緩い国境は密輸を招きます。
We fixed the porous security.
私たちは緩いセキュリティを改善しました。
The membrane is highly porous.
その膜は非常に多孔質です。
Porous materials have many uses.
多孔質材料には多くの用途があります。
変形一覧
形容詞
比較級:more porous
最上級:most porous
文法的注意点
- 📝主に形容詞として名詞を修飾します（例: porous material）。
- 📝be動詞やbecomeなどと共に補語として使われ、状態を表すこともできます（例: The rock is porous）。
使用情報
フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
科学自然・環境学術工学・建築医療・健康ビジネス日常会話
類似スペル単語との違い
permeable
porousは「穴が多い、隙間だらけの」という物理的な構造に焦点を当て、その結果として液体や気体が「通り抜けやすい」性質を持つことを示唆します。一方、permeableは「透過性の」という意味で、物質が実際に液体や気体を通す能力そのものを指します。porousなものがpermeableであることは多いですが、porousであること自体が透過性を直接意味するわけではありません。
派生語
語源
由来:ラテン語、ギリシャ語
語根:
porus (穴、通路)ose (〜の性質を持つ)
📚 この単語は、ラテン語の「porosus」（穴だらけの）に由来し、さらにその源はギリシャ語の「poros」（通路、穴）に遡ります。元々は物理的な穴や隙間が多い状態を表していましたが、時代とともに「監視が緩い」といった比喩的な意味合いでも使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡物質の性質を表す際によく使われる形容詞です。
- 💡比喩的な意味では「監視が甘い」や「記憶が曖昧」といった状況で使われることがあります。
- 💡類語の permeable との違いを理解すると、使い分けが明確になります。
- 💡「porosity (多孔性)」という名詞形も合わせて覚えると便利です。
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