organizational resilience

コロケーション英検1級C2TOEIC TOEIC 900点目標

発音

/ˌɔːrɡənəˈzeɪʃənl rɪˈzɪliəns/

or-ga-ni-za-TION-al re-SIL-ience

💡 「オーガニゼイショナル」は「ゼイ」の部分、「リジリエンス」は「ジリ」の部分を強く発音すると、より自然な響きになります。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス学術・研究経営・戦略リスク管理IT・技術金融災害対策

構成単語

意味

組織の回復力、組織的レジリエンス。予期せぬ困難、危機、市場の変化、災害などに直面した際に、それを乗り越え、適応し、最終的には成長へと繋げる組織全体の能力。

"The capacity of an organization to anticipate, prepare for, respond to, and adapt to incremental change and sudden disruptions in order to survive and prosper. It involves the ability to not only withstand challenges but also to learn from them and evolve."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、ビジネス、マネジメント、リスク管理、持続可能性といった非常にフォーマルかつ専門的な文脈で用いられます。単に「強い組織」や「壊れない組織」を意味するのではなく、外部からのショックや変化に対して、柔軟に対応し、回復し、さらにそこから学び、成長する総合的な能力を指します。企業の長期的な存続や競争力維持、そして持続可能な発展のために不可欠な概念として、経営戦略や危機管理計画において頻繁に議論されます。一般的な日常会話で耳にすることはほとんどなく、特定のビジネスや学術的な議論の場でその専門性が発揮されます。

例文

Developing organizational resilience is crucial for long-term business success in a volatile market.

ビジネス

変動の激しい市場において、組織の回復力を高めることは長期的なビジネス成功のために極めて重要です。

The report highlighted the importance of organizational resilience in mitigating risks posed by global uncertainties.

フォーマル

その報告書は、世界的な不確実性によってもたらされるリスクを軽減する上で、組織的レジリエンスの重要性を強調しました。

Our company is investing heavily in strategies to enhance organizational resilience across all departments.

ビジネス

当社は、全部署において組織の回復力を強化するための戦略に多額の投資をしています。

Leaders must foster a culture that promotes organizational resilience among employees, encouraging adaptability and learning.

ビジネス

リーダーは、従業員の間で組織の回復力を促進する文化を育み、適応性と学習を奨励する必要があります。

Assessing organizational resilience involves evaluating a company's capacity for rapid recovery and strategic adaptation.

フォーマル

組織の回復力を評価するには、企業の迅速な回復能力と戦略的適応能力を査定することが含まれます。

The workshop focused on practical steps to build organizational resilience against cyber threats and data breaches.

ビジネス

そのワークショップは、サイバー脅威やデータ侵害に対する組織の回復力を構築するための実践的なステップに焦点を当てました。

True organizational resilience enables a firm to not just survive a crisis, but to emerge stronger and more innovative.

フォーマル

真の組織的レジリエンスは、企業が危機を乗り越えるだけでなく、より強く、より革新的に立ち直ることを可能にします。

Governments are encouraging businesses to prioritize organizational resilience planning in their long-term strategies.

フォーマル

政府は企業に対し、長期戦略において組織の回復力計画を優先するよう奨励しています。

A key aspect of organizational resilience is the ability to learn from past failures and implement corrective actions.

ビジネス

組織の回復力の重要な側面は、過去の失敗から学び、是正措置を実施する能力です。

The CEO emphasized the need for greater organizational resilience in a rapidly changing global economy.

ビジネス

CEOは、急速に変化する世界経済において、より大きな組織の回復力の必要性を強調しました。

類似表現との違い

business continuityフォーマル

「事業継続性」を意味し、災害や危機が発生しても事業を中断させずに、または迅速に再開させる能力に焦点を当てます。「organizational resilience」は、単なる事業継続だけでなく、変化への適応、学び、成長といったより広範な概念を含む点が異なります。

crisis managementフォーマル

「危機管理」は、特定の危機が発生した際の対応策や手順に重点を置きます。一方で「organizational resilience」は、危機発生前の予期と準備、発生中の適応、そして危機後の回復と成長まで、より包括的な組織全体の能力を指します。

adaptabilityフォーマル

「適応力」は変化に対応する能力を指しますが、「organizational resilience」は適応力に加え、困難からの回復、予期、準備、学習といった要素も含む、より多面的な概念です。適応力はレジリエンスを構成する重要な要素の一つと言えます。

robustnessフォーマル

「堅牢性」はシステムや構造が外部からの影響に対して壊れにくい、頑丈である状態を指します。「organizational resilience」は堅牢性も含む概念ですが、単に壊れないだけでなく、障害が発生した場合でもそれを乗り越え、さらに改善する動的な能力に重きを置きます。

sustainabilityフォーマル

「持続可能性」は、長期的に活動を維持できる能力を指し、環境的、社会的、経済的側面を含むより広い概念です。「organizational resilience」は、特に困難や変化に対する組織の回復力と適応能力に焦点を当て、持続可能性を達成するための重要な要素の一つと位置付けられます。

よくある間違い

organization resilience
organizational resilience

「組織」を意味する名詞"organization"ではなく、「組織の、組織に関する」を意味する形容詞"organizational"を使うのが正しいです。この組み合わせで一つの専門用語を形成します。

organisational resilience
organizational resilience

"organizational"は主にアメリカ英語でのスペルです。イギリス英語では"organisational"も使われますが、アメリカ英語圏の学習者やグローバルな文脈では"organizational"を覚えるのが一般的です。

学習のコツ

  • 💡ビジネスや学術分野で使われる専門用語なので、フォーマルな場面での使用を意識しましょう。
  • 💡危機管理、持続可能性、変革管理といったテーマと関連付けて学習すると、フレーズの持つ深い意味合いが理解しやすくなります。
  • 💡「resilience」は単体でも「回復力」という意味で使われますが、「organizational」と組み合わせることで「組織全体の回復力」という特定の意味になります。
  • 💡ニュース記事、ビジネスレポート、学術論文などでこのフレーズがどのように使われているか、実例に触れると効果的です。

対話例

経営会議での次年度戦略の議論

A:

Given the unpredictable global market, what are our key strategies for building stronger organizational resilience next year?

予測不可能な世界市場を考慮すると、来年、より強力な組織の回復力を構築するための主要戦略は何でしょうか?

B:

We plan to diversify our supply chains and invest more in employee training to enhance our adaptive capacity and robust decision-making processes.

サプライチェーンの多様化と、従業員トレーニングへのより多くの投資を計画しており、それによって適応能力と堅牢な意思決定プロセスを強化します。

企業セミナーでの講演

A:

In today's fast-changing and often disruptive world, the ability to bounce back from challenges, or organizational resilience, is paramount for any business.

今日の急速に変化し、しばしば混乱を伴う世界において、課題から立ち直る能力、すなわち組織の回復力は、あらゆるビジネスにとって最も重要です。

B:

Indeed. It's not just about surviving unforeseen events; it's about thriving amidst uncertainty and leveraging disruptions as opportunities for growth.

全くその通りです。それは予期せぬ出来事を乗り越えるだけでなく、不確実性の中で繁栄し、混乱を成長の機会として活用することなのです。

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