more wicked

コロケーション英検2級B2TOEIC ★★★TOEIC 700点目標

発音

/mɔːr ˈwɪkɪd/

more WICKed

💡 moreを長めに発音し、wickedの最初の音節(wi-)を強く発音します。全体的に少し重々しい響きです。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
日常会話趣味・娯楽文学・芸術倫理・哲学ニュース・報道学校・教育法律

構成単語

意味

より邪悪な、より悪質な、より意地悪な

"More evil, morally wrong, malicious, or spiteful than someone or something else. It emphasizes a greater degree of malevolence or badness."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、人、行為、性格などが「道徳的に悪い」「悪意に満ちている」「意地が悪い」といったネガティブな性質を、他のものと比較して「より一層ひどい」「さらに悪辣である」と強調する際に使われます。 「wicked」という単語は、本来「邪悪な、悪質な」という意味ですが、口語ではスラングとして「最高に、素晴らしい」というポジティブな意味で使われることもあります。しかし、「more wicked」とすると、通常はその原義である「邪悪な、悪質な」というネガティブな意味合いが強く、より深刻な悪意や不正を指摘する文脈で使われます。 フォーマルな場面で日常的に使われることは少なく、物語、文学作品、あるいは比喩的な表現として、特定の行為や人物の悪辣さを強調する際に用いられます。ネイティブは、何かが道徳的に劣っている、またはより悪意があると強く感じたときに使用します。

例文

His new scheme was even more wicked than the last one.

カジュアル

彼の新しい計画は、前回のものよりもさらに悪質なものだった。

She gave him a more wicked glare than usual.

カジュアル

彼女は彼にいつもより意地悪な視線を送った。

The villain's intentions grew more wicked with each passing chapter.

カジュアル

悪役の意図は、章が進むごとにさらに邪悪になっていった。

Some argue that inaction is sometimes more wicked than direct harm.

フォーマル

行動しないことが、直接的な危害よりも時に邪悪であると主張する者もいる。

The politician's tactics became more wicked as the election approached.

ビジネス

選挙が近づくにつれて、その政治家の手口はより悪質になっていった。

He devised a more wicked plot to betray his former allies.

カジュアル

彼はかつての仲間を裏切るため、より悪質な陰謀を企てた。

The monster in the tale grew more wicked the longer it lived.

カジュアル

物語に登場する怪物は、長く生きるほどにさらに邪悪になっていった。

The company was accused of using even more wicked methods to suppress competition.

ビジネス

その企業は、競合他社を抑圧するためにさらに悪質な手法を使ったとして告発された。

His heart seemed to become more wicked with every selfish act.

カジュアル

彼の心は、利己的な行いをするたびに、より邪悪になっていくようだった。

The debate centered on whether certain actions are inherently more wicked than others.

フォーマル

議論は、特定の行動が本質的に他の行動よりも邪悪であるかどうかを中心に展開された。

類似表現との違い

more evil中立

「evil」はより直接的に「邪悪」や「悪」そのものを指し、「more evil」は「より邪悪である」という道徳的、宗教的な悪の度合いを強調します。「wicked」が個人的な意地悪さや悪質さを含むのに対し、「evil」はより広範で根源的な悪を表すことが多いです。

「malicious」は「悪意のある、意地の悪い」という意味で、「more malicious」は「より悪意が深い」ことを表します。特定の個人や組織に対する害意や意図的な嫌がらせに焦点を当てる場合に適切です。「wicked」はより広い意味での悪質さを含みます。

more depravedフォーマル

「depraved」は「堕落した、腐敗した、邪悪な」という意味で、道徳的・精神的にひどく腐敗している状態を指します。「more depraved」は、特に性的な逸脱やモラルハザードを伴う、より深い堕落を強調する際に使われることがあります。

「sinister」は「不吉な、陰険な、悪意のこもった」という意味で、外見や雰囲気が悪い兆候を示している場合に用いられます。「more sinister」は、より不気味で、何か悪いことが起こりそうな予感を強く表します。「wicked」が悪質な行為そのものに焦点を当てるのに対し、「sinister」は悪質な雰囲気や意図を感じさせる状況に使われます。

よくある間違い

That party was more wicked!
That party was wicked!

「wicked」はスラングとして「最高、すごい」という意味で使われることがありますが、「more wicked」とすると、通常は「より邪悪な」というネガティブな意味合いが強調されます。ポジティブな比較をしたい場合は、「even better」や「more awesome」などを使うのが自然です。

He made a more wicked plan to help us.
He made an even better plan to help us.

「wicked」は通常、ネガティブな意味で使われるため、「私たちを助けるための計画」というポジティブな文脈では不適切です。「より良い計画」とする場合は、「even better plan」や「more ingenious plan」などが適切です。

学習のコツ

  • 💡「wicked」には「邪悪な」と「素晴らしい」という二つの意味があるが、「more wicked」と使われる場合は、ほとんどの場合「より邪悪な」というネガティブな意味で用いられることを理解しましょう。
  • 💡主に人やその行動、計画など、道徳的に問題のある事柄を比較して批判する文脈で使われます。
  • 💡文学作品や物語、特にファンタジーやミステリーで、悪役や悪質な状況を表現する際によく登場します。

対話例

映画の悪役について話す友人同士の会話

A:

The new villain in the sequel felt even more wicked than the first one.

続編の新しい悪役は、最初の悪役よりもさらに邪悪に感じたよ。

B:

I agree. Her schemes were truly terrifying.

同感だ。彼女の企みは本当に恐ろしかった。

ある会社の不道徳な経営戦略について話す同僚

A:

I heard their latest business practice is even more wicked than what they did last year.

彼らの最新のビジネス慣行は、昨年やったことよりもさらに悪質だと聞いたよ。

B:

That's disturbing. They seem to have no ethical boundaries.

それは気がかりですね。彼らには倫理的な境界線がないようだ。

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