more given

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/mɔːr ˈɡɪvn̩/

more GIVen

💡 「more」は「モーア」と伸ばし気味に発音し、続く「given」の「gi」に強勢を置きます。「v」の音は下唇を軽く噛んで出すイメージです。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育科学芸術・文化心理学歴史

構成単語

意味

(特定の活動、習慣、特性などに)より強く傾倒している、より〜の傾向が強い、より〜しがちである。

"Having a greater or stronger tendency, inclination, or habit towards a particular activity, characteristic, or way of behaving, often compared to a previous state or other individuals."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、主に「be given to (something/doing something)」という形で使われ、「given to」が「〜の傾向がある」「〜しがちである」という意味を持ちます。そこに「more」が付くことで、その傾向や度合いが以前よりも、あるいは他のものと比較して、より強いことを強調します。ポジティブな意味(例:より読書に傾倒している)でも、ネガティブな意味(例:より不平を言う傾向がある)でも使われます。フォーマル度はやや高く、書き言葉や比較的丁寧な口語で用いられることが多いです。ネイティブにとっては、少し知的な表現や、状況によってはやや古風な響きを持つと感じられることがあります。

例文

He used to be quite outgoing, but lately he's more given to quiet evenings at home.

カジュアル

彼は以前は社交的でしたが、最近は家で静かに過ごす傾向が強くなりました。

She's more given to introspection when she faces challenges.

カジュアル

彼女は困難に直面すると、より内省的になる傾向があります。

My grandfather is becoming more given to reminiscing about his youth.

カジュアル

私の祖父は、若い頃を懐かしむ傾向が強くなってきています。

Children with artistic talent are often more given to creative activities.

カジュアル

芸術的才能のある子供たちは、創造的な活動により傾倒する傾向があります。

The new manager is more given to collaborative projects than individual assignments.

ビジネス

新しいマネージャーは、個別の課題よりも共同プロジェクトに傾倒しています。

Our department is now more given to data-driven decision making.

ビジネス

私たちの部署は現在、データに基づいた意思決定をより重視する傾向にあります。

This company has always been more given to innovation than its competitors.

ビジネス

この会社は常に、競合他社よりも革新に傾倒してきました。

Historically, this region has been more given to agricultural practices than industrial development.

フォーマル

歴史的に、この地域は産業発展よりも農業に従事する傾向が強かった。

The research suggests that individuals exposed to certain stimuli are more given to aggressive behavior.

フォーマル

その研究は、特定の刺激にさらされた個人がより攻撃的な行動をとる傾向があることを示唆しています。

In his later works, the artist was more given to abstract expression.

フォーマル

彼の後期の作品では、その芸術家はより抽象的な表現に傾倒していました。

類似表現との違い

「more prone to」は「〜しがちである」「〜しやすい」という意味で、「given to」よりも一般的で、特にネガティブな傾向や好ましくない結果に対して使われることが多いです。「given to」はポジティブな傾向にも使えますが、「prone to」はほとんどの場合ネガティブな文脈で使用されます。

「more inclined to」は「〜する傾向がある」「〜しがちである」という意味で、「given to」と非常に似ています。「inclined to」の方が「given to」よりも現代的で広く使われ、より中立的なニュアンスを持ち、ポジティブ、ネガティブ両方の傾向に使えます。「given to」はやや古風な響きを持つことがあります。

これは「より〜する傾向がある」という最も一般的で直接的な表現です。「more given to」と比べると、より口語的で、特定の熟語ではなく動詞「tend」を使った文構造です。あらゆる文脈で自然に使えます。

「more apt to」は「〜しがちである」「〜する可能性が高い」という意味で、「given to」と類似した状況で使われます。しかし、「apt to」は「〜に適している」という意味合いも持ち、ある特定の状況下での適性や可能性を強調することがあります。やや古風な響きがあり、口語よりも書き言葉で使われる傾向があります。

よくある間違い

He is more given to read books.
He is more given to reading books.

「be given to」の「to」は前置詞なので、その後に続く動詞は動名詞(-ing形)にする必要があります。

She is more given now.
She is more given to contemplation now.

「more given」は通常、何に対する傾向なのかを示すために「to [名詞/動名詞]」を伴って使われます。単独で使うと意味が不明確になります。

The report was more given to the manager.
The report was given to the manager.

「be given to」の「to」が前置詞句を導く場合、「〜に与えられる」という受動態の意味になり、この場合は「more」で強調する意味が合いません。「more given」は「〜の傾向が強い」という意味で使う熟語です。

学習のコツ

  • 💡「be given to」という形で熟語として覚えましょう。
  • 💡「to」の後は必ず名詞か動名詞(-ing形)が続きます。
  • 💡ややフォーマルな表現なので、書き言葉や丁寧な会話で使うと良いでしょう。
  • 💡ポジティブな傾向、ネガティブな傾向どちらにも使えます。

対話例

友人の最近の変化について話す

A:

Have you noticed how much John has changed recently?

ジョンが最近すごく変わったのに気づいた?

B:

Yeah, he seems more given to quiet evenings at home now, instead of going out.

うん、彼は最近、出かけるよりも家で静かに過ごす傾向が強くなったみたいだね。

仕事で新しいチームリーダーのアプローチについて話す

A:

What kind of approach does our new team leader prefer?

新しいチームリーダーはどんなアプローチを好みますか?

B:

She seems more given to data-driven decisions, so make sure to prepare your facts thoroughly.

彼女はデータに基づいた意思決定をする傾向が強いので、事実をしっかり準備しておいてくださいね。

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