/mɔːr ˈbruːtl/
more BRU-tal
💡 「モア」は軽く、後ろの「ブルータル」の「ブル」を強く発音します。「ブルータル」の「タ」は、アメリカ英語では「d」に近い音(フラップT)になることが多いです。
"More cruel, harsh, or severe than something else; exhibiting a higher degree of ruthlessness, unpleasantness, or difficulty when compared to another situation, action, or entity."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある状況、行動、または人物が、以前の状態や他のものと比較して「より残忍である」「より過酷である」「より手厳しい」といった意味合いで使われます。物理的な暴力や残酷さだけでなく、比喩的に、状況の厳しさ(例: 競争、天候)、批判の厳しさ、感情的な苦痛の深さなど、広範な文脈で用いられます。 **どんな場面で使うか**: ニュース記事、歴史の記述、スポーツの試合の描写、ビジネスの競争分析、人間関係の困難さ、芸術作品の批評など、比較を通して状況の深刻さや厳しさを強調したいときに使われます。 **どんな気持ちを表すか**: 否定的な感情(驚き、悲しみ、怒り、失望、衝撃など)や、状況の深刻さや非情さを客観的に、あるいは感情的に強調する気持ちを表します。話し手や書き手の判断や評価が含まれます。 **フォーマル度**: 一般的には「neutral」からやや「formal」な印象を与えることがあります。暴力や困難な状況を客観的に記述する際に特に適していますが、カジュアルな会話でも比喩的に強い感情を表現する際に使われることがあります。 **ネイティブがどう感じるか**: 「brutal」自体が強い言葉なので、「more brutal」は聞く人に強い印象を与えます。安易に使うと大げさに聞こえることもあるため、本当にその状況が「より残忍」である、または「より過酷」である場合に限って使用されます。状況の悪化を強調する際に効果的です。
The new manager's policies are even more brutal than his predecessor's.
新しいマネージャーの施策は、前のマネージャーよりもさらに手厳しいものです。
The winter here gets more brutal every year, doesn't it?
ここの冬は毎年どんどん厳しくなりますよね?
The competition for university admission has become more brutal than ever.
大学入学のための競争は、かつてないほど熾烈になっています。
Her criticism of his performance was even more brutal than he expected.
彼のパフォーマンスに対する彼女の批判は、彼が予想していたよりもさらに手厳しいものでした。
The second half of the marathon was more brutal due to the strong headwinds.
マラソンの後半は強い向かい風のため、より過酷でした。
The documentary revealed the more brutal aspects of the civil war.
そのドキュメンタリーは、内戦のより残忍な側面を明らかにしました。
Negotiations are expected to be even more brutal this time around.
今回の交渉は、さらに手厳しいものになると予想されます。
He described the training regimen as more brutal than anything he had experienced before.
彼はその訓練計画を、これまでに経験したどんなものよりも過酷だと述べました。
The economic downturn made life more brutal for many struggling families.
景気後退は、多くの困窮する家庭にとって生活をより過酷なものにしました。
Some critics argue that modern art can sometimes be more brutal in its commentary on society.
一部の批評家は、現代アートが社会に対する批評において、時にいっそう手厳しくなりうると主張しています。
「more severe」は「より厳しい」「より厳格な」という意味で、規則、罰、状況、症状などの厳しさを指すことが多いです。「brutal」が持つ身体的・精神的な残酷さや野蛮さのニュアンスは薄く、より客観的で非感情的な状況の厳しさを表します。
「more harsh」は「より手厳しい」「より過酷な」「より不快な」といった意味で、気候、批判、処遇、環境など、幅広い文脈で使われます。不快感や厳しさを強調する点で「more brutal」と共通しますが、「brutal」のような意図的な残酷さや野蛮な行為のニュアンスは通常含まれません。
「more cruel」は「より残酷な」「より冷酷な」という意味で、特に意図的に苦痛を与えたり、他者の感情を無視したりする行為や態度を指します。「more brutal」が肉体的・物理的な残虐行為や状況の過酷さを強調するのに対し、「more cruel」は感情的・倫理的な面での冷酷さや非情さを強く表します。
「more intense」は「より強烈な」「より激しい」という意味で、感情、痛み、光、音、活動などの度合いが強いことを表します。必ずしもネガティブな意味だけでなく、良いことにも使われます。「more brutal」が持つ「残忍さ」や「過酷さ」といった道徳的・倫理的な否定的なニュアンスは含まれません。
「more ruthless」は「より冷酷な」「より無慈悲な」という意味で、特に目的達成のためには手段を選ばない非情な態度や行動を指します。倫理観や感情に左右されず、効率や結果を追求する点で「more brutal」と似ていますが、「brutal」が行動そのものの残忍さに焦点を当てるのに対し、「ruthless」は意思決定や戦略の冷徹さに重きを置きます。
形容詞 'brutal' は2音節であり、通常、比較級を作る際には語尾に '-er' を付けず、 'more' を前に置きます。'brutal' は 'beautiful' や 'difficult' と同様の扱いになります。
動詞 'became' の後に続くのは、主語の状態を表す補語としての形容詞 'brutal' です。副詞 'brutally' は動詞を修飾しますが、この文脈では適切ではありません。
A:
Did you see the new action movie? I heard it was pretty violent.
新しいアクション映画見た?かなり暴力的だったって聞いたけど。
B:
Yeah, I did. The first one was violent, but this sequel felt even more brutal.
うん、見たよ。最初の作品も暴力的だったけど、この続編の方がもっと残忍に感じたね。
A:
How's the new marketing campaign going? Is it challenging?
新しいマーケティングキャンペーンはどうですか?大変ですか?
B:
It's tough. The competition in this segment has become far more brutal than we anticipated.
厳しいですね。この分野での競争は、私たちが予想していたよりもはるかに熾烈になっています。
more brutal を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。