melancholy mood
発音
/ˌmɛlənˌkɑli ˈmuːd/
ˌmelənˌkɑli ˈMOOD
💡 「melancholy」は「メレンカリー」のように発音し、最後の「-choly」は「コリー」ではなく「カリー」に近いです。「mood」は「ムード」と伸ばし、少し低めの声で発音すると、より憂鬱な雰囲気が伝わります。フレーズ全体では「mood」に特に強いアクセントが来ます。
使用情報
構成単語
意味
憂鬱な気分、物悲しい気分、陰気な気分。
"A feeling of pensive sadness, typically with no obvious cause; a state of low spirits or gloominess, often with a contemplative or poetic quality."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、漠然とした、理由がはっきりしない深い悲しみや物思いにふけるような寂しさを表します。単に「悲しい(sad)」というよりも、どこか感傷的で詩的なニュアンスを含んでおり、文学作品や芸術的な表現でよく用いられます。日常会話でも使われますが、ややフォーマルで知的な印象を与えることがあります。聞き手には、複雑で内省的な感情を表現していると感じられるでしょう。
例文
The rainy weather always puts me in a melancholy mood.
雨の日はいつも私を物悲しい気分にさせます。
After reading that old letter, she fell into a melancholy mood.
あの古い手紙を読んだ後、彼女は物悲しい気分になりました。
He had a melancholy mood after his favorite team lost the game.
彼のお気に入りのチームが試合に負けた後、彼は憂鬱な気分になっていました。
The slow, sad music created a melancholy mood in the room.
ゆっくりとした悲しい音楽が部屋に物悲しい雰囲気を作り出しました。
I've been in a bit of a melancholy mood all day, not sure why.
今日はなんだか一日中憂鬱な気分なんだ、理由は分からないんだけど。
The artist's latest exhibition evoked a profoundly melancholy mood.
その芸術家の最新の展覧会は、深く憂鬱な雰囲気を呼び起こしました。
The economic downturn has cast a melancholy mood over the entire industry.
景気後退が業界全体に憂鬱な雰囲気を投げかけています。
Her presentation had a rather melancholy mood, reflecting the serious challenges ahead.
彼女のプレゼンテーションは、今後の深刻な課題を反映し、かなり物悲しい雰囲気でした。
The author expertly captured the melancholy mood of the post-war era.
その作家は戦後時代の憂鬱な雰囲気を巧みに捉えています。
A profound melancholy mood often permeates his later works, exploring themes of loss and solitude.
彼の後期の作品には深い憂鬱な雰囲気がしばしば浸透しており、喪失と孤独のテーマを探求しています。
The current global situation is likely to foster a melancholy mood among the public.
現在の世界情勢は、国民の間に憂鬱な気分を助長する可能性が高いです。
類似表現との違い
最も一般的で、具体的な理由の有無にかかわらず「悲しい気分」を表します。「melancholy mood」よりもカジュアルで直接的であり、深さや詩的なニュアンスは少ないです。
陰鬱な、暗い、ふさぎ込んだ気分を表します。「melancholy mood」が内省的な悲しみを指すのに対し、「gloomy mood」はより外側に現れる暗さや重苦しさを強調します。天気などにも使われます。
真面目で厳粛な、または暗くて重い気分を表します。悲しみや真剣さが伴うことが多いですが、「melancholy」のような感傷的な要素は少なく、葬儀や追悼の場など、特定の重い状況で使われることが多いです。
落胆した、意気消沈した気分。希望を失ったような気持ちを表します。「melancholy mood」は理由が不明確な深い悲しみですが、「downhearted」は何らかの出来事によって心が折れた状態を指します。
物思いにふける、沈思黙考する気分。悲しみだけでなく、何かを深く考えている状態を表すことが多いです。「melancholy mood」と重なる部分もありますが、「pensive」は思考の側面が強調されます。
よくある間違い
形容詞の「melancholy」は「melancholic」と同じ意味で使われますが、「mood」と組み合わせる場合は「melancholy mood」が一般的で自然なコロケーションです。「melancholic mood」も間違いではありませんが、頻度と自然さの点で「melancholy mood」が好まれます。
学習のコツ
- 💡「melancholy」は形容詞として「物悲しい、憂鬱な」という意味で使われ、その後に感情を表す名詞(mood, feeling, thoughtなど)が続くことが多いです。
- 💡「sad」や「gloomy」よりも、理由がはっきりしない、深く静かな悲しみを表現したい時に使うと、より繊細な感情を伝えることができます。
- 💡文学や芸術作品のレビューを読む際にこの表現に注目すると、使われ方がよく理解でき、表現の幅を広げられます。
対話例
友人が物思いにふけっている様子を見て話しかける場面。
A:
You seem a bit quiet today. Is everything okay?
今日は少し静かだね。何かあった?
B:
Yeah, just in a melancholy mood, I guess. Nothing specific, just feeling a bit blue.
うん、なんだか憂鬱な気分なんだと思う。特に理由はないんだけど、少し気分が落ち込んでる。
映画の感想について友人と話す場面。
A:
What did you think of the film?
あの映画どうだった?
B:
It was beautiful, but it left me in a rather melancholy mood. The ending was so poignant.
美しかったけど、かなり物悲しい気分になったよ。エンディングがとても感動的だったからね。
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