lack clarity
発音
/læk ˈklærəti/
lack CLARity
💡 「lack」は「ラック」と短く発音し、「clarity」は「クラリティ」のように、最初の「クラ」にアクセントを置いて発音します。Rの音は舌を巻かずに発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
明確さや明瞭さに欠けていること。情報や説明、指示などが不十分で、曖昧であること。
"To be deficient in clarity or distinctness; to be ambiguous, vague, or difficult to understand, especially concerning information, explanations, or instructions."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある事柄が明確さ、明瞭さ、または理解しやすさに欠けている状態を表現する際に使われます。具体的には、説明書、計画、指示、情報、文章などが曖昧で、理解しにくかったり、誤解を招く可能性があったりする場合に用いられます。 どんな場面で使うか：主にビジネス、学術、公式な文脈で、問題点や改善点を指摘する際に多く使われます。例えば、会議でのプレゼンテーション、報告書、政策文書、契約書、技術仕様書などです。カジュアルな会話でも使えますが、ややかしこまった印象を与えます。 どんな気持ちを表すか：不満、懸念、困惑といったネガティブな気持ちを表します。状況が不明瞭であることによる不便さや、それが引き起こす可能性のある問題点を示唆する意図があります。 フォーマル度：中程度からややフォーマルです。プロフェッショナルな議論や書面で特に適しています。 ネイティブがどう感じるか：論理的で建設的な批判や指摘に使われる表現だと感じます。曖昧さによって生じる問題を明確にし、改善を促すニュアンスを含みます。
例文
The instructions for assembling this furniture lack clarity.
この家具の組み立て説明書は明確さに欠けています。
Your answer lacks clarity; could you elaborate?
あなたの答えは不明瞭です。詳しく説明していただけますか？
The new project goals seem to lack clarity, making it hard to start.
新しいプロジェクトの目標は明確さに欠けているようで、開始が困難です。
His explanation of the new system lacked clarity.
彼の新しいシステムの説明は明確さに欠けていました。
The weather forecast sometimes lacks clarity, especially for sudden changes.
天気予報は、特に急な変化について明確さに欠けることがあります。
The new policy details lack clarity, causing confusion among employees.
新しい方針の詳細は明確さに欠け、従業員の混乱を招いています。
We need to address the points that lack clarity in the proposal before submission.
提出前に、提案書の中で不明瞭な点に対処する必要があります。
The project requirements still lack clarity, which could lead to delays.
プロジェクトの要件は依然として不明瞭であり、遅延につながる可能性があります。
The legal document's wording regrettably lacks clarity on several key provisions.
法的文書の文言は、いくつかの主要な規定に関して残念ながら明確さに欠けています。
A fundamental principle of effective communication is to avoid statements that lack clarity.
効果的なコミュニケーションの基本原則は、明確さを欠く発言を避けることです。
類似表現との違い
「be unclear」はより一般的で口語的な表現で、「不明確である」「はっきりしない」という意味です。「lack clarity」はもう少しフォーマルで、特定の情報や説明に明瞭さが欠けている状況を指摘するニュアンスが強いです。
「be vague」は「漠然としている」「曖昧である」という意味で、詳細や具体性が欠けている状態を指します。「lack clarity」は理解しやすさや明瞭さの欠如を指すのに対し、「vague」は意図的にかそうでないかにかかわらず、特定の情報が不足していることに焦点を当てます。
「be ambiguous」は「複数の解釈が可能で、あいまいである」という意味で、「どちらともとれる」状況を表します。「lack clarity」は単に分かりにくいことを指すことが多いですが、「ambiguous」は解釈の余地があるために分かりにくい場合に特に使われます。法的な文脈などで誤解を招く可能性を強調する際に用いられます。
「lack transparency」は「透明性に欠ける」という意味で、情報公開や意思決定プロセスなどがオープンでないことを指します。情報の明確さだけでなく、情報が隠されている、あるいは開示されていないという倫理的・道義的なニュアンスを含みます。
「be difficult to understand」は「理解するのが難しい」という、より直接的でカジュアルな表現です。なぜ理解が難しいのか、具体的な理由には言及しませんが、相手に伝えようとしていることが伝わりにくい状態を表します。
よくある間違い
動詞 'lack' を使う場合、主語が三人称単数であれば 'lacks' と活用させます。あるいは 'The report has a lack of clarity.' のように名詞句で表現することもできます。
'lack' の後には名詞（clarity）が来ます。形容詞（clear）を直接置くことはできません。'clear' を使いたい場合は 'This instruction is not clear.' とします。
'missing' を使って「明確さを欠いている」と表現したい場合は 'It is missing clarity.' とします。しかし、より自然なコロケーションは 'lack clarity' です。
学習のコツ
- 💡「lack」を動詞として使う場合は、主語が三人称単数なら「lacks」と活用することを忘れないようにしましょう。
- 💡「lack clarity」は、情報や説明が不十分で理解しにくい状況を表現する際に非常に便利なフレーズです。
- 💡ビジネスメールや報告書で、問題点を指摘する際に活用すると、プロフェッショナルな印象を与えつつ、具体的な改善を促すことができます。
対話例
プロジェクトの進捗会議で
A:
I'm concerned that the proposed timeline still lacks clarity regarding resource allocation.
提案されたタイムラインは、資源配分に関して依然として明確さに欠ける点が懸念されます。
B:
You're right. We need to specify who is responsible for each task to avoid confusion.
おっしゃる通りです。混乱を避けるために、各タスクの担当者を明確にする必要がありますね。
同僚との会社方針について
A:
I'm trying to understand this new company policy, but the document really lacks clarity.
この新しい会社の方針を理解しようとしているのですが、その文書は本当に明確さに欠けていますね。
B:
I agree. I had trouble with it too. Maybe HR can explain it better during the next Q&A session.
私もそう思います。私も理解に苦労しました。次回のQ&Aセッションで人事部がもっと詳しく説明してくれるかもしれませんね。
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