意味
それの、その、それ自身の
発音
/ɪts/
ITS
💡 「its」の発音は「イッツ」に近いです。特に「i」は日本語の「イ」よりも短く「ィッ」と発音し、最後の「ts」は舌先を上前歯の付け根につけて、軽く息を吐きながら「ツ」と発音すると自然な英語の響きになります。短縮形の「it's (it is/it has)」と同じ発音です。
例文
The cat wagged its tail.
その猫はしっぽを振りました。
Its color is very nice.
その色はとても素敵です。
Look at its tiny wings.
その小さな翼を見てください。
The bird built its nest.
その鳥は巣を作りました。
Its history is fascinating.
その歴史は魅力的です。
The company achieved its goals.
その会社は目標を達成しました。
Its purpose is quite clear.
その目的はかなり明確です。
Its design is innovative.
そのデザインは革新的です。
Each rule has its exceptions.
それぞれの規則にはその例外があります。
Its value is immense.
その価値は計り知れません。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「its」は中性(人間以外)の単数名詞の所有格を表します。
- 📝「its」は所有格形容詞として機能し、常に名詞の前に置かれ、その名詞を修飾します。
- 📝「its」は所有代名詞としても使われることがありますが、その場合は「それのもの」という意味で、限定的に使われます。例: The dog lost its bone, but not its. (犬は自分の骨をなくしたが、それはなくしていない。) — この用法は一般的ではありません。
使用情報
よくある間違い
「It's」は「it is」または「it has」の短縮形です。例えば「It's a beautiful day.(美しい日です)」のように使います。一方、「its」は所有格で「それの」という意味です。所有格「its」の後に名詞が続きます。例: Its color is beautiful.(その色は美しい)。よくある間違いは「Its color is beautiful」を「It's color is beautiful」と書いてしまうことです。
これも「its」と「it's」の混同です。「it's」は短縮形であり、所有格ではありません。所有格はアポストロフィなしの「its」です。動物が主語の場合も同様に「its」を使います。
類似スペル単語との違い
「it's」は「it is」または「it has」の短縮形であり、「それは〜である」「それは〜を持っている」という意味です。一方、「its」は所有格で「それの」という意味の形容詞または代名詞です。発音は同じですが、スペルと文法的な役割、意味が大きく異なるため、英語学習者が最も混同しやすいポイントの一つです。例: Its tail is long. (そのしっぽは長い。) / It's a long tail. (それは長いしっぽだ。)
派生語
語源
📚 「its」は「it」の所有格で、英語の歴史の中では比較的新しい形です。元々「it」の所有格には「his」や「it」自体が使われていましたが、16世紀頃から「its」が確立され、現代英語で広く使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「its」は「it is」や「it has」の短縮形「it's」と発音は同じですが、スペルと意味が全く異なるので注意しましょう。
- 💡「its」は「それの」という意味で、必ず名詞(例: its color, its purpose)の前に置かれます。
- 💡人間以外の動物や物、抽象的な概念の所有格を表す際に使われます。
- 💡アポストロフィが付くのは短縮形「it's」の場合のみ、と覚えておくと混同を防げます。
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