fraught with tension
発音
/frɔːt wɪð ˈtɛnʃən/
FRAUGHT with TENsion
💡 「フラウト・ウィズ・テンション」のように発音します。「fraught」は「frawt」と聞こえることが多いです。「-ght」の部分は発音しません。最も強いアクセントは「tension」の「ten」に置かれます。`with`は弱く発音されがちです。
使用情報
構成単語
意味
(状況、関係などが)緊張に満ちた、緊迫した、ぴりぴりした雰囲気の
"Full of tension; filled with stress, anxiety, or unease; characterized by a high degree of emotional or psychological strain, often implying potential conflict or difficulties."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある状況、期間、人間関係などが非常に緊張している、あるいはストレスや不安に満ちている状態を表現します。単に「緊張している」と言うよりも、より深刻で、内包された、しばしば避けられないような緊迫感を強調する際に使われます。人間関係、国際交渉、政治情勢、会議などの場面でよく用いられ、潜在的な対立や不穏な空気を強く示唆します。フォーマルな場面や、ニュース記事、文学作品、ビジネス文書などで特に頻繁に見られます。日常会話で使うと、やや硬い印象を与えるかもしれませんが、状況の深刻さや重みを伝えたい場合には効果的です。ネイティブは、この表現を聞くと、その状況が非常にデリケートであり、注意や配慮が必要であると感じます。
例文
The peace talks were fraught with tension as both sides struggled to find common ground.
和平交渉は、双方が共通の認識を見つけるのに苦戦し、非常に緊張に満ちていました。
Their relationship had been fraught with tension for months before they decided to separate.
彼らの関係は、別れる決断をする何ヶ月も前から緊張に満ちていました。
The atmosphere in the courtroom was fraught with tension as the jury prepared to deliver its verdict.
陪審員が評決を下す準備をする中、法廷内の雰囲気は緊張に包まれていました。
Economic negotiations between the two countries are often fraught with tension.
両国間の経済交渉は、しばしば緊張をはらんでいます。
The meeting began smoothly, but soon became fraught with tension over the budget proposal.
会議はスムーズに始まりましたが、予算案をめぐってすぐに緊迫した雰囲気になりました。
Even family gatherings can be fraught with tension, especially during holiday seasons.
家族の集まりでさえ、特にホリデーシーズン中は緊張に満ちていることがあります。
The final round of the debate was fraught with tension, with each candidate trying to gain an advantage.
討論会の最終ラウンドは緊張に満ちており、各候補者が優位に立とうとしました。
Living in a small apartment with three roommates can be fraught with tension if communication breaks down.
3人のルームメイトと狭いアパートに住むと、コミュニケーションがうまくいかないと緊張が生じやすいです。
The team's project deadline created a situation fraught with tension and stress.
チームのプロジェクトの締め切りは、緊張とストレスに満ちた状況を生み出しました。
A simple disagreement can quickly turn a casual conversation into one fraught with tension.
ささいな意見の相違が、カジュアルな会話をすぐに緊張に満ちたものに変えることがあります。
類似表現との違い
「fraught with tension」よりも一般的で、幅広い状況で使えます。より直接的で、フォーマル度も低めです。「fraught with tension」は、より深刻で、潜在的な危険や不安を内包するような、より深い緊張感を強調します。
特定の「雰囲気」に焦点を当てた表現です。「fraught with tension」は状況そのものが緊張に満ちていることを指しますが、「a tense atmosphere」はその場に漂う空気感を指します。意味は非常に近いですが、文法的な構造が異なります。
状況や空間が「緊張で満たされている」という点で非常に似ていますが、「charged」はまるで電気が帯電しているかのような、より動的で爆発寸前の緊迫感を強調する傾向があります。意味合いは「fraught with tension」よりもさらに切迫している場合があります。
これは主に個人が感じる精神的なプレッシャーや負担を指します。「fraught with tension」は状況や関係性そのものが持つ緊張を指すため、焦点が異なります。個人の感情ではなく、客観的な状況を表す場合に使われます。
よくある間違い
「fraught」は常に「with」という前置詞を伴って使われます。「of」を使うのは間違いです。
「fraught with」の後は名詞が来ます。「tense」は形容詞なので間違いです。「tension」という名詞を使いましょう。
学習のコツ
- 💡「fraught with」は常に「〜に満ちている」という意味でセットで覚えるのが効果的です。
- 💡ネガティブな状況や感情(危険、困難、不安など)を表す際に使われることが多いです。
- 💡ややフォーマルな響きがあるので、ニュース記事やビジネス文書、公式な議論で活用してみましょう。
対話例
政治的な交渉の状況について話す同僚同士の会話
A:
How are the trade talks progressing between the two nations?
両国間の貿易交渉はどんな進展がありますか?
B:
Honestly, they're quite slow. The whole process is fraught with tension, given the historical disagreements.
正直なところ、かなり遅いです。歴史的な意見の相違を考えると、プロセス全体が緊張に満ちています。
友人が職場の雰囲気について話す
A:
You seem a bit down today. Is everything okay at work?
今日、少し元気がないね。職場で何かあった?
B:
It's just been a tough week. The project deadline made the whole office fraught with tension, and everyone's on edge.
ただ大変な一週間だったんだ。プロジェクトの締め切りでオフィス全体が緊張に満ちていて、みんなピリピリしてるよ。
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