file server
発音
/faɪl ˈsɜːrvər/
file SERVER
💡 「ファイル」と「サーバー」をそれぞれはっきりと発音し、「サーバー」をやや強く、高めのトーンで発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
ネットワークに接続された、複数のユーザーがファイルを保存、共有、アクセスできる機能を提供するコンピューターまたはソフトウェアシステム。
"A computer connected to a network that provides a central location for storing, managing, and accessing files and documents for multiple users or client devices."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは主にIT分野やビジネス環境で使われる専門用語です。企業や組織内で文書、画像、動画などのデジタルデータを一元的に管理し、複数の従業員が共有アクセスできるようにするために使用されます。近年ではクラウドストレージサービスの普及により、物理的なファイルサーバーの概念は薄れつつありますが、セキュリティや管理の観点から自社で運用するケースも多く、重要なITインフラの一つとして認識されています。感情的なニュアンスは含まれず、機能や役割を客観的に説明する際に用います。フォーマル度としては、専門的な文脈ではフォーマル、一般的なオフィスでの会話ではニュートラルです。
例文
We need to upgrade our file server to handle the increased data volume.
データ量が増加しているので、ファイルサーバーをアップグレードする必要があります。
All shared documents are stored on the company's file server.
共有されているすべてのドキュメントは、会社のファイルサーバーに保存されています。
The IT department is performing maintenance on the file server tonight.
IT部門は今夜、ファイルサーバーのメンテナンスを行います。
Can you check if the document is on the shared file server?
そのドキュメントが共有ファイルサーバーにあるか確認してもらえますか？
I can't access my files; I think the file server is down.
ファイルにアクセスできません。ファイルサーバーがダウンしているようです。
They implemented a new file server system for better data security.
彼らはデータセキュリティ向上のため、新しいファイルサーバーシステムを導入しました。
Our network architecture includes a dedicated file server for critical data.
当社のネットワークアーキテクチャには、重要なデータ用の専用ファイルサーバーが含まれています。
Many small businesses opt for a NAS device instead of a full-fledged file server.
多くの中小企業は、本格的なファイルサーバーの代わりにNASデバイスを選択します。
Before cloud storage, file servers were the primary way to share files in an office.
クラウドストレージが登場する前は、ファイルサーバーがオフィスでファイルを共有する主な方法でした。
The new operating system supports more efficient file server operations.
新しいオペレーティングシステムは、より効率的なファイルサーバーの運用をサポートしています。
類似表現との違い
NAS（Network Attached Storage）は、ネットワークに直接接続してファイルを共有する専用のストレージデバイスで、一般的にSOHO（小規模オフィス・ホームオフィス）や個人利用向けに簡易的なファイルサーバーとして使われます。一般的なファイルサーバーは汎用的なコンピューターにサーバーOSをインストールして構築されるのに対し、NASは専用のハードウェアとソフトウェアで構成されています。
クラウドストレージは、インターネット経由でデータストレージサービスを提供するもので、物理的なサーバーを自社で持つ必要がありません。ファイルサーバーが企業内のネットワーク上でデータを管理するのに対し、クラウドストレージは外部のデータセンターで管理され、どこからでもアクセスできる点が異なります。ファイルサーバーは主に社内利用、クラウドストレージは社内外からのアクセスを前提とします。
Webサーバーは主にウェブサイトのコンテンツ（HTML、画像など）をクライアント（ウェブブラウザ）に提供する役割を持つサーバーです。ファイルサーバーがユーザーのドキュメントやデータを保存・共有するのに対し、Webサーバーはウェブページの公開を主な目的としています。機能と目的が異なります。
学習のコツ
- 💡IT関連の話題で頻繁に登場する専門用語と認識しましょう。
- 💡『file』と『server』という二つの単語が合わさって、一つの特定の機能を持つものを示していることを理解しましょう。
- 💡クラウドストレージ（cloud storage）との違いを理解すると、データの保存方法に関する会話がよりスムーズになります。
対話例
オフィスのITサポートデスクでの問い合わせ
A:
Hi, I can't seem to access the shared drive. Is there an issue with the file server?
こんにちは、共有ドライブにアクセスできないようです。ファイルサーバーに何か問題がありますか？
B:
Let me check. We did perform some updates last night, but it should be operational now.
確認いたします。昨夜いくつかアップデートを行いましたが、現在は稼働しているはずです。
新しいプロジェクトのためのITインフラの議論
A:
For this project, should we use our existing file server or consider a new cloud-based solution?
このプロジェクトには、既存のファイルサーバーを使うべきでしょうか、それとも新しいクラウドベースのソリューションを検討すべきでしょうか？
B:
Given the remote access requirements, a cloud solution might be more flexible than relying solely on the on-premise file server.
リモートアクセス要件を考えると、クラウドソリューションの方がオンプレミスのファイルサーバーだけに頼るよりも柔軟性があるかもしれません。
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