errant knight

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/ˌɛrənt ˈnaɪt/

ERrant KNIGHT

💡 『errant』は「エラント」のように発音し、最初の『e』に少し強勢を置きます。『knight』は「ナイト」と発音し、『k』は発音しません。全体的に『エラント・ナイト』という流れで発音します。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
文学・物語歴史芸術・文化神話・伝説ファンタジー比喩表現

構成単語

意味

遍歴の騎士。中世の物語において、冒険や善行を求めて旅をする騎士のこと。

"A knight who travels widely in search of adventures, often to demonstrate chivalry, right wrongs, or find personal quests, commonly found in medieval romances and legends."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、主に中世ヨーロッパの物語や伝説、特にアーサー王伝説のような騎士道物語に登場します。文字通り「旅する騎士」を意味しますが、単なる旅人ではなく、騎士道精神に基づいて困難な冒険に挑んだり、困っている人を助けたり、不正を正したりする役割を担います。現代では、比喩的に、特定の目的のために一人で困難な状況に立ち向かう人や、理想を追い求める放浪者を指して使われることもありますが、その場合も文学的・ロマンチックな響きを持ちます。フォーマル度は高く、日常会話で頻繁に使われる表現ではありません。ネイティブスピーカーは、この言葉を聞くとすぐに中世の物語やファンタジーの世界を連想するでしょう。

例文

In many medieval romances, the errant knight embarked on a dangerous quest.

フォーマル

多くの中世ロマンスにおいて、遍歴の騎士は危険な探求に乗り出しました。

He was like an errant knight, always seeking new challenges and righting perceived wrongs.

カジュアル

彼はまるで遍歴の騎士のようでした。常に新たな挑戦を求め、誤っていると感じることを正していました。

The author portrayed him as a solitary errant knight, fighting for justice in a corrupt world.

フォーマル

著者は彼を、腐敗した世界で正義のために戦う孤独な遍歴の騎士として描きました。

She admired the spirit of an errant knight, brave and independent.

カジュアル

彼女は、勇敢で自立した遍歴の騎士の精神に感銘を受けました。

His grandfather used to tell tales of an errant knight who saved a kingdom.

カジュアル

彼の祖父は、王国を救った遍歴の騎士の物語をよく話していました。

The young hero dreamed of becoming an errant knight and traveling the world.

カジュアル

若い英雄は遍歴の騎士となり、世界中を旅することを夢見ていました。

The legend tells of an errant knight who never failed to uphold his vows.

フォーマル

その伝説は、誓いを決して破らなかった遍歴の騎士について語っています。

Metaphorically, he saw himself as an errant knight fighting bureaucracy.

ビジネス

比喩的に、彼は自分自身を行政と戦う遍歴の騎士だと考えていました。

The film depicted the errant knight's journey through mystical lands.

カジュアル

その映画は、遍歴の騎士の神秘的な土地を巡る旅を描いていました。

Every once in a while, a new errant knight rises to challenge the established order.

カジュアル

時折、既成概念に挑む新たな遍歴の騎士が現れます。

類似表現との違い

wandering knightフォーマル

「wandering knight」も「遍歴の騎士」という意味で使われますが、「errant knight」の方がより古典的で、中世ロマンス文学の特定のジャンルを強く想起させます。「errant」には「過ちを犯す」というニュアンスも含まれることがありますが、「errant knight」の文脈では主に「旅する」という意味で使われます。

「roaming hero」は「放浪する英雄」という意味で、「knight」に限定されません。より広い範囲の物語やキャラクターに適用できる表現です。「errant knight」は騎士道物語に特化した、より具体的なイメージを持ちます。

よくある間違い

errand knight
errant knight

『errant』は「遍歴の」「道から外れた」という意味の形容詞であり、『errand』(お使い、用事)とは全く別の単語です。発音も綴りも異なるため混同しないようにしましょう。

knite
knight

『knight』は『kn』で始まる単語で、『k』は発音しません。しばしば『night』(夜)と混同されがちですが、意味が異なりますので注意が必要です。

学習のコツ

  • 💡中世の物語やファンタジー作品(例:アーサー王伝説、RPG)に登場することが多いため、これらのジャンルに触れると自然と出会う表現です。
  • 💡『errant』という単語自体に「道から外れた」「間違いを犯した」という意味もあることを知っておくと、比喩的な用法や、必ずしも模範的ではない騎士像を指す場合があることを理解しやすくなります。
  • 💡現代英語で日常的に使うことは稀ですが、比喩的に、困難な目的のために孤軍奮闘する人を指す際に使われると、その人物にロマンチックなイメージや強い意志を感じさせます。

対話例

ファンタジー小説について友人と話している場面

A:

Have you read 'The Chronicles of Elara'? The main character reminds me of an errant knight.

『エレラの年代記』読んだ?主人公がまるで遍歴の騎士みたいなんだ。

B:

Oh, I know! Always off on some impossible quest, trying to save everyone. He's quite the idealist.

ああ、わかる!いつも無謀な探求に出て、みんなを救おうとしてるよね。かなり理想家だ。

映画の感想を述べている場面

A:

The protagonist in that new historical drama felt like a modern errant knight, fighting against the system.

あの新しい歴史ドラマの主人公は、システムと戦う現代の遍歴の騎士のように感じられたよ。

B:

That's a good way to put it. He certainly had that independent, justice-seeking spirit.

良い表現だね。確かに、彼はあの自立した、正義を求める精神を持っていた。

Memorizeアプリで効率的に学習

errant knight を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習