dolorous sound
コロケーション英検1級C2TOEIC ★TOEIC 900点目標
発音
/ˌdɒlərəs ˈsaʊnd/
DÓL-o-rous SOUND
💡 「ドロラス」の「ド」を強く、その後は弱めに発音します。「サウンド」ははっきりと発音し、全体的にゆっくりと、やや強調するようなトーンで発音すると、このフレーズの持つ重々しい雰囲気が伝わりやすくなります。
使用情報
フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
芸術・文化文学・詩歴史感情表現批評・評論
構成単語
意味
悲しげな音、痛ましい音、物悲しい響き。深い悲しみや苦痛を表す音や声。
"A sound that expresses or causes great sadness, sorrow, or grief; a mournful, lamentable, or distressed sound."
💡 ニュアンス・使い方
「dolorous sound」は、非常に深い悲しみ、苦痛、または嘆きを伴う音や響きを表現する際に用いられます。形容詞「dolorous」自体が非常にフォーマルで文学的な響きを持つため、このフレーズも日常会話で使われることはほとんどありません。詩、物語、歴史的な記述、または音楽や芸術作品の評論など、重々しく、劇的な文脈で使用されることが多いです。ネイティブスピーカーが日常的に使う表現ではありませんが、文学作品などで出会う可能性はあります。聞けば意味は理解できますが、自分で使う際には相手に堅苦しい、あるいは大げさな印象を与える可能性があります。
例文
From the abandoned chapel, a dolorous sound of the wind whistled through the broken windows.
打ち捨てられた礼拝堂から、風が壊れた窓を通り抜ける物悲しい音が聞こえました。
The old woman let out a dolorous sound as she recounted the tragic events of her past.
老婦人は、過去の悲劇的な出来事を語る際に、痛ましい声を上げました。
His violin played a dolorous sound, perfectly capturing the sorrow of the fallen hero.
彼のバイオリンは悲しげな音色を奏で、散った英雄の悲哀を見事に表現していました。
The poet described the cry of the lone wolf as a dolorous sound echoing across the desolate plain.
詩人は、荒涼とした平原に響き渡る一匹狼の遠吠えを、物悲しい音と表現しました。
A dolorous sound escaped the ancient bell, signifying the passing of another generation.
古い鐘から悲しげな音がこぼれ落ち、また一つの世代の終わりを告げていました。
The music critic praised the opera for its ability to convey profound grief through a dolorous sound.
音楽評論家はそのオペラが、悲痛な音を通して深い悲しみを伝える能力を賞賛しました。
Every now and then, a dolorous sound emanated from the dungeon, reminding them of the prisoners' suffering.
時折、地下牢から痛ましい音が発せられ、囚人たちの苦しみを彼らに思い出させました。
He listened to the dolorous sound of the waves crashing against the shore, mirroring his own despair.
彼は、自身の絶望を映し出すかのように、岸壁に打ち寄せる波の悲しげな音に耳を傾けました。
The historian's account detailed the dolorous sound of the defeated army's retreat.
歴史家の記述には、敗北した軍隊が撤退する際の悲痛な音が詳細に記されていました。
類似表現との違い
mournful soundフォーマル
「mournful sound」も「悲しげな音」を意味しますが、「dolorous sound」よりも一般的で、やや日常的な文脈でも使われます。「dolorous」はより古風で文学的な響きが強く、深い苦痛や嘆きを強調します。「mournful」は喪に服すような悲しみを指すことが多いです。
sorrowful soundフォーマル
「sorrowful sound」は「悲しみに満ちた音」という意味で、「dolorous sound」と非常に近い意味を持ちます。しかし、「sorrowful」の方が感情そのものに焦点を当て、やや直接的な表現です。「dolorous」は感情の質だけでなく、その表現が大げさであるかのような含みも持ちます。
plaintive soundフォーマル
「plaintive sound」は「哀れな、物悲しい音」を意味し、悲しみに加えて、助けを求めるような弱々しさや訴えかけるような響きを伴うことがあります。「dolorous」はより深く、圧倒的な悲痛さを表現するのに対し、「plaintive」はより繊細で切ないニュアンスを持ちます。
学習のコツ
- 💡「dolorous」は非常にフォーマルで文学的な形容詞であることを常に意識しましょう。
- 💡日常会話では「sad sound」や「mournful sound」など、より一般的な表現を使う方が自然です。
- 💡このフレーズは、詩、小説、劇などの文学作品や、音楽・芸術に関する評論で出会う可能性が高いです。
- 💡形容詞「dolorous」単体の意味（悲痛な、悲しみに満ちた）を覚えておくと、様々な文脈で応用できます。
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