data faceting
発音
/ˈdeɪtə ˈfæsɪtɪŋ/
DATA FACETING
💡 「data」は日本語の「データ」よりも「デイタ」に近い発音です。「faceting」は「ファセティング」ではなく、「ファスィティング」のように発音し、「fa」に強勢を置きます。
使用情報
構成単語
意味
データファセッティングとは、データを特定の属性（ファセット）に基づいて分類、フィルタリング、または絞り込みを行うことです。主に検索システムやデータ分析において、ユーザーが多角的な視点からデータを探索し、関心のある情報に素早くアクセスできるようにする技術を指します。
"Data faceting is the process of organizing data by specific attributes or categories (facets) to allow users to filter, sort, and explore information from multiple perspectives. It is commonly used in search engines and data analysis tools to enhance navigability and user experience."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主にIT、データサイエンス、Eコマース、情報検索といった専門的な文脈で使われる技術用語です。大量のデータの中からユーザーが求める情報を効率的に見つけ出すための「切り口」を提供する概念を表します。非常にフォーマルで、技術者間の会話やビジネス文書、学術論文などで頻繁に登場します。日常会話で使うことはほとんどなく、この言葉を知っていることで、データ処理や情報検索の分野における専門知識を示唆します。
例文
The e-commerce site uses data faceting to allow customers to refine their product searches by brand, price, and color.
そのEコマースサイトは、顧客がブランド、価格、色で商品を絞り込めるようにデータファセッティングを利用しています。
Effective data faceting is crucial for improving the usability of large databases.
効果的なデータファセッティングは、大規模データベースのユーザビリティを向上させる上で不可欠です。
Our new analytics platform incorporates advanced data faceting capabilities.
当社の新しい分析プラットフォームは、高度なデータファセッティング機能を組み込んでいます。
Data faceting allows users to interactively explore datasets from various dimensions.
データファセッティングにより、ユーザーはさまざまな側面からデータセットをインタラクティブに探索できます。
We need to design a robust data faceting mechanism for the new content management system.
新しいコンテンツ管理システムのために、堅牢なデータファセッティングメカニズムを設計する必要があります。
Understanding the principles of data faceting is essential for anyone working in information retrieval.
データファセッティングの原則を理解することは、情報検索に携わる者にとって不可欠です。
The library's online catalog utilizes data faceting for filtering search results by author, genre, and publication year.
その図書館のオンラインカタログは、著者、ジャンル、出版年で検索結果をフィルタリングするためにデータファセッティングを活用しています。
Implementing data faceting can significantly enhance the user experience on our platform.
データファセッティングを実装することで、当社のプラットフォームのユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させることができます。
In data science, faceting is often used to break down complex datasets into manageable subsets.
データサイエンスでは、ファセッティングはしばしば複雑なデータセットを扱いやすいサブセットに分割するために使用されます。
類似表現との違い
「data filtering」はデータを特定の条件で絞り込む一般的な行為を指します。一方、「data faceting」は、通常、事前に定義された複数のカテゴリ（ファセット）に基づいて、ユーザーが選択可能なフィルタリングオプションを提供し、多角的な絞り込みを可能にする、より構造化されたアプローチを指します。ファセッティングはフィルターの一種ですが、よりインタラクティブで探索的な側面が強調されます。
「data categorization」はデータを特定のグループやクラスに分類する行為そのものを指し、静的な整理の側面が強いです。対して「data faceting」は、その分類されたカテゴリ（ファセット）を使って、ユーザーが動的にデータを絞り込んだり探索したりする機能やプロセスを指します。ファセッティングはカテゴリ化されたデータを活用する一手法です。
「faceted search」は、まさにデータファセッティングの概念を検索機能に適用した具体的なインターフェースや機能自体を指します。「data faceting」がその背後にあるプロセスや技術概念であるのに対し、「faceted search」はそのユーザー体験としての表出を意味します。両者は密接に関連していますが、前者はより概念的、後者はより機能的です。
よくある間違い
「facet」は「切り口」「側面」といった名詞または動詞ですが、データを切り分ける行為やプロセス全体を指す場合は動名詞の「faceting」を使うのが一般的です。
「facetted」（またはfaceted）は形容詞で「多面的な」を意味しますが、この文脈では「データをファセット化する（行為）」という動名詞形が適切です。
学習のコツ
- 💡ITやデータ分析の専門用語として理解しましょう。
- 💡オンラインショッピングサイトの絞り込み検索機能をイメージすると、意味が掴みやすいです。
- 💡「facet」（ファセット）という単語が「宝石の切り子面」のように、データを様々な角度から見る「切り口」を表すと考えると覚えやすいです。
対話例
IT企業のプロダクト開発会議で、検索機能について議論している場面。
A:
How can we improve the user experience for our search function?
検索機能のユーザーエクスペリエンスをどうすれば改善できますか？
B:
We should implement advanced data faceting. This would allow users to filter results by multiple attributes simultaneously.
高度なデータファセッティングを実装すべきです。これにより、ユーザーは複数の属性で同時に結果を絞り込むことができるようになります。
データサイエンティスト同士が、新しいデータセットの探索について話している場面。
A:
This new dataset is massive. Where should we start with our exploration?
この新しいデータセットは膨大ですね。探索はどこから始めましょうか？
B:
Let's first apply some data faceting to break it down by key categories like region and time period. That should give us a clearer overview.
まず、地域や期間のような主要なカテゴリでデータファセッティングを適用して分解しましょう。それがより明確な概要を提供してくれるはずです。
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