/krɒs ðə ˈruːbɪkɒn/
cross the RU-bi-con
「クロス」は短く、続く「ザ」は弱く発音し、「ルービコン」の「ルー」に最も強いアクセントを置きます。Rの発音に注意しましょう。
"To make an irreversible decision or to take a decisive, irrevocable step that commits one to a specific course of action, with no possibility of turning back."
ニュアンス・使い方
このフレーズは、古代ローマの将軍ジュリアス・シーザーが、元老院の命令に背いてルビコン川を渡り、内戦を引き起こした故事に由来します。そのため、個人的な小さな決断ではなく、人生や状況に大きな影響を与える、重大で取り消せない決断や行動を指す際に用いられます。決意や覚悟が伴う、重みのある表現であり、ややフォーマルな文脈や修辞的な表現として使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、本当に重要な転換点や不可逆的な選択について話す際にこの表現を選びます。大げさに聞こえることもあるため、使用する場面を選びます。
After years of contemplation, she finally decided to quit her stable job and start her own business. She knew she was crossing the Rubicon.
何年も熟考した末、彼女はついに安定した仕事を辞め、自身のビジネスを始めることを決意しました。彼女は、それがもう後戻りできない決断だとわかっていました。
The company's decision to invest billions in a new, unproven technology was seen as crossing the Rubicon.
その企業が、まだ実証されていない新技術に数十億ドルを投資するという決断は、後戻りできない一歩を踏み出すことだと見なされました。
When the government declared war, it knew it had crossed the Rubicon, committing the nation to a long and costly conflict.
政府が宣戦布告したとき、彼らは後戻りできない一歩を踏み出し、国家を長く費用のかかる紛争にコミットしたことを認識していました。
For him, proposing marriage was crossing the Rubicon into a new chapter of his life.
彼にとって、結婚を申し込むことは人生の新たな章へと踏み出す、後戻りできない決断でした。
With the new legislation, the country has crossed the Rubicon in terms of environmental policy.
新しい法律により、その国は環境政策において決定的な一歩を踏み出しました。
Signing the contract for the ambitious overseas project, the CEO felt they were truly crossing the Rubicon.
野心的な海外プロジェクトの契約に署名したとき、CEOはまさに後戻りできない決断をしたと感じました。
Once you make that confession, you'll have crossed the Rubicon; there's no going back to how things were.
一度その告白をすれば、もう後戻りはできません。以前の状態には戻れないでしょう。
The architect knew that presenting such a radical design was crossing the Rubicon, challenging conventional aesthetics.
その建築家は、そのような過激なデザインを提示することが、従来の美学に挑戦する後戻りできない一歩だと理解していました。
Historians often point to a specific event as when a nation 'crossed the Rubicon' towards revolution.
歴史家はしばしば、ある特定の出来事を、ある国が革命へと『後戻りできない一歩を踏み出した』時として指摘します。
「burn one's bridges」は、特定の状況や関係性において、自ら退路を断ち、もう二度と元に戻れないようにする行為を指します。しばしば、前の状況に戻ることができなくなることを強調し、ややネガティブなニュアンスや後悔の含みを持つこともあります。「cross the Rubicon」は決断や行動そのものに焦点を当てますが、「burn one's bridges」は後戻りの道を物理的・精神的に断つ側面を強調します。
「take the plunge」は、リスクを伴うが、思い切って大きな決断をする、という意味で、「cross the Rubicon」と似ていますが、よりカジュアルで個人の人生の大きな決断(結婚、独立など)に使われることが多いです。後戻りできない、という重いニュアンスよりは、新しいことへ踏み出す勇気に焦点が当たります。
「reach the point of no return」は、物理的または比喩的に、ある地点に到達すると、もはや以前の状態に戻ることが不可能になる状況を客観的に説明する表現です。「cross the Rubicon」が決断や行動を主語とするのに対し、こちらは「状況」に焦点が当たります。航空機が燃料の関係で引き返せない地点に達する、などの文脈で使われます。
「make a momentous decision」は「重大な決断をする」という意味で、「cross the Rubicon」と同じく大きな決断を指しますが、こちらは慣用句ではなく、より直接的で説明的な表現です。「cross the Rubicon」が持つ歴史的背景や、後戻りできないというドラマティックな含みはありません。
固有名詞『Rubicon』の前には定冠詞『the』が必要です。また、『Rubicon』は大文字で始めます。
『Rubicon』は固有名詞(川の名前)なので、必ず頭文字を大文字で記述します。
A:
Are we truly ready to commit all our resources to this new market? It feels like we're about to cross the Rubicon.
この新しい市場に全リソースを投入する準備は本当にできていますか?まるで後戻りできない一歩を踏み出そうとしているようです。
B:
Indeed. This is a pivotal moment for the company. Once we move forward, there's no turning back.
まさにその通りです。これは弊社にとって極めて重要な瞬間です。一度前進すれば、もう引き返すことはできません。
A:
I've decided to sell my house, quit my job, and move to another country to pursue my dream. I guess I'm finally crossing the Rubicon.
家を売って、仕事を辞めて、夢を追って別の国へ引っ越すことにしたんだ。ついに後戻りできない決断をしたって感じだね。
B:
Wow, that's a huge step! But if anyone can do it, it's you. Good luck!
わあ、それはすごい決断だね!でも、君ならできるよ。頑張って!
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