convince oneself
発音
/kənˈvɪns wʌnˈsɛlf/
conVINCE oneSELF
💡 「convince」は「ヴィンス」の部分を強く発音します。「oneself」は通常「ワンセルフ」と発音し、「セルフ」の部分が強調されることが多いです。文脈によっては「oneself」全体が強調されることもあります。
使用情報
構成単語
意味
自分自身を納得させる、思い込ませる、自分に言い聞かせる
"To make oneself believe something, often despite initial doubts or difficulties; to persuade oneself to accept a particular idea or course of action."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、自分が抱いている疑念や不安を乗り越え、ある考えや行動を受け入れるように自分自身を説得する状況で使われます。必ずしも完全に納得しているわけではなく、「これでいいのだ」と無理に思い込もうとするニュアンスを含むこともあります。 **どんな場面で使うか**: 個人の意思決定、困難な状況での自己奮起、新しい挑戦への葛藤、過去の出来事に対する受容など、内面的な葛藤や自己説得のプロセスを語る際に広く用いられます。 **どんな気持ちを表すか**: 葛藤、決意、自己受容、不安の克服、時には諦めや無理な納得といった複雑な気持ちを表します。 **フォーマル度**: 日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使える中立的な表現です。 **ネイティブがどう感じるか**: 自分の内面と向き合い、結論を出すプロセスを表す自然な言い回しとして捉えられます。自己分析や自己決断の場面で頻繁に耳にします。
例文
She tried to convince herself that leaving her job was the right decision.
彼女は仕事を辞めるのが正しい決断だと自分自身に言い聞かせようとしました。
It took a lot of effort for him to convince himself to apologize.
彼が謝ることを自分自身に納得させるには、かなりの努力が必要でした。
I had to convince myself that I could overcome this challenge.
この困難を乗り越えられると、自分自身を納得させる必要がありました。
Don't just convince yourself; seek objective evidence.
ただ自分を納得させるだけでなく、客観的な証拠を探しなさい。
We convinced ourselves that the new approach would eventually pay off.
私たちは、新しいアプローチがいずれ報われるだろうと自分たちに言い聞かせました。
Before proposing the merger, the board needed to convince itself of the long-term benefits.
合併を提案する前に、役員会は長期的な利益について自らを納得させる必要がありました。
Scientists often have to convince themselves of the validity of their hypotheses through rigorous testing.
科学者はしばしば、厳格なテストを通じて仮説の妥当性を自ら納得させる必要があります。
The legal team worked hard to convince itself that their strategy was watertight.
法務チームは、自分たちの戦略が完璧であると確信するために懸命に働きました。
You need to convince yourself first before you can convince others.
他人を納得させる前に、まず自分が納得する必要があります。
Despite the initial setbacks, they managed to convince themselves to continue.
初期の挫折にもかかわらず、彼らは続けることを自分自身に納得させました。
類似表現との違い
`convince oneself` と非常に似ていますが、`talk oneself into something` はより口語的で、特に何かをすることに気が進まない、ためらいがある中で自分を説き伏せて行動に移すニュアンスが強いです。`convince oneself` は信念や事実の受容にも広く使えますが、`talk oneself into` は具体的な行動への決意に焦点が当てられることが多いです。
`assure oneself` は、疑念や不安を払拭し、安心感を得るために自分自身に確認する、または確信するという意味合いが強いです。多くの場合、既存の知識や信念を再確認し、安心することに重点があります。一方、`convince oneself` は、新しい信念を形成したり、難しい決断を受け入れたりする、より積極的な自己説得のプロセスを含みます。
これは `convince oneself` とほぼ同義ですが、より直接的に「自分自身に信じ込ませる」という行為そのものに焦点を当てた表現です。しばしば、真実ではないかもしれないことを無理に信じようとするときに使われることもあります。`convince oneself` は自然な納得のプロセスも指しますが、`make oneself believe` はより能動的で、時には不本意な自己説得を強調します。
`tell oneself` は「自分に言い聞かせる」という意味で、自己暗示や、つらい状況で自分を励ます、あるいは事実と異なることを無理に信じようとするときにも使われます。`convince oneself` よりも、心の中で語りかける行為に焦点があり、必ずしも完全な納得に至らない場合もあります。
よくある間違い
`convince oneself` の後には、通常 `that節` (〜だと納得する) や `of + 名詞` (〜の事実を確信する) が来ます。`to + 動詞の原形` の形は `convince someone to do something` (誰かを説得して何かをさせる) の構造で使われることが多く、`oneself` を使うと「自分を説得して何かをさせる」という、行動への移行に葛藤が伴うニュアンスが強まります。一般的な「納得する」という意味では `that節` がより自然です。
再帰代名詞 `oneself` は `convince` の直後に置かれます。`convince someone of something` の構造なので、`convince herself of` となります。
学習のコツ
- 💡`that節` (例: convince myself that it's true) や `of + 名詞` (例: convince myself of the fact) と共に使うことが多いです。
- 💡困難な決断や状況で、自分の心の中で葛藤し、最終的に結論を出すプロセスを表現するのに適しています。
- 💡肯定的な自己説得だけでなく、やや無理のある自己納得や、事実を受け入れる苦悩を表現する際にも使われます。
対話例
新しい仕事のオファーを受けるか迷っている友人との会話
A:
I'm still debating whether to take that job offer. It's a big step.
あの仕事のオファーを受けるかどうか、まだ悩んでるんだ。大きな一歩だから。
B:
You have to convince yourself that it's the right challenge for you. What are the pros?
それが自分にとって正しい挑戦だと自分自身を納得させないとね。メリットは何?
ダイエット中の食事について
A:
This cake looks so tempting, but I'm on a diet.
このケーキ、すごく美味しそうだけど、ダイエット中なんだ。
B:
Just convince yourself that a salad is more satisfying. Or maybe just a small piece?
サラダの方が満足できるって自分に言い聞かせて。それか、ほんの少しだけにする?
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