contend with difficulties
発音
/kənˈtɛnd wɪð ˈdɪfɪkəltiz/
conTEND with DIFficulTIES
💡 「contend(コンテンド)」の「tend」と、「difficulties(ディフィカルティーズ)」の「dif」および「ties」を強く発音します。「with」は軽く発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
困難や問題に取り組む、奮闘する、対処する、立ち向かう
"To struggle to deal with a problem, a difficult situation, or an unpleasant challenge, requiring significant effort and perseverance."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に困難に直面しているだけでなく、その困難を乗り越えようと積極的に努力し、戦っている状況を表します。課題や障害に対して受動的に耐えるのではなく、能動的に解決策を見つけたり、状況を改善しようとしたりする強い意志や行動が含まれます。フォーマルな文脈でよく使われ、ビジネスレポート、学術論文、ニュース記事などで頻繁に見られます。個人の苦労から、企業や国家が直面する大規模な問題まで、幅広い状況に適用可能です。やや硬い表現であるため、日常のカジュアルな会話では「deal with problems」や「face challenges」といったより一般的な表現が選ばれる傾向にあります。
例文
The company had to contend with fierce competition in the market.
その会社は市場での激しい競争と戦わなければなりませんでした。
Scientists often contend with complex ethical dilemmas in their research.
科学者たちは研究において複雑な倫理的ジレンマにしばしば向き合います。
She has been contending with chronic pain for years.
彼女は何年もの間、慢性的な痛みと闘ってきました。
We are currently contending with supply chain disruptions due to the pandemic.
私たちは現在、パンデミックによるサプライチェーンの混乱に対処しています。
The young athlete had to contend with several injuries during his career.
その若いアスリートは、キャリア中にいくつかの怪我と戦わなければなりませんでした。
How do you contend with the challenges of remote work?
リモートワークの課題にどう対処していますか?
Nations frequently contend with geopolitical uncertainties.
国家はしばしば地政学的な不確実性と向き合います。
My team is contending with a tight deadline for the new project.
私のチームは新しいプロジェクトの厳しい締め切りと格闘しています。
He had to contend with public criticism after the scandal.
彼はスキャンダルの後、世間の批判と戦わなければなりませんでした。
The local community is contending with the effects of climate change.
地域社会は気候変動の影響に対処しています。
類似表現との違い
「contend with difficulties」よりも一般的でカジュアルな表現です。単に困難に対処する、処理するという意味合いが強く、積極的に「戦う」というニュアンスは薄れます。日常会話やビジネスで幅広く使われます。
「grapple」は「取っ組み合う」「格闘する」といった意味合いが強く、「contend with」よりも肉体的・精神的な苦闘や困難との直接的な対峙が強調されます。通常はフォーマルな文脈で使われますが、個人的な大きな課題にも適用されます。
「struggle」は「もがく」「苦労する」といった意味で、困難に直面して非常に骨の折れる努力をしている状況を強調します。「contend with」はより落ち着いて問題に取り組むニュアンスも含むのに対し、「struggle with」はより苦戦している様子が強く表れます。
最も一般的で直接的な表現で、単に困難や課題に直面している状態を表します。積極的に「戦う」というよりは、「向き合う」「直面する」というニュアンスが強く、行動の度合いは「contend with」ほど強調されません。
「tackle」は「(問題などに)取り組む」「対処する」という意味で、積極的な行動や解決への努力を強調します。「contend with」が「戦う」というニュアンスが強いのに対し、「tackle」は問題に正面から挑み、解決を図る姿勢を示します。ビジネスシーンでよく使われます。
よくある間違い
「contend」が「困難に対処する」「戦う」という意味で使われる場合、通常は前置詞「with」を伴います。「contend for」は「〜を巡って争う」という意味で使われます。
「contend」は自動詞として「戦う、対処する」という意味で使われることが多いため、困難という目的語をとる場合は前置詞「with」が必要です。他動詞として使う場合は「contend that...(〜だと主張する)」などの形になります。
学習のコツ
- 💡「contend with」で「〜と戦う」「〜に対処する」とセットで覚えましょう。
- 💡「difficulties」は複数形にすることが一般的です。単数の「difficulty」も使えますが、複数の困難に直面する場面が多いためです。
- 💡ややフォーマルな表現なので、ビジネス文書や公式な場面で活用すると、洗練された印象を与えられます。
対話例
会議でプロジェクトの課題について議論している場面
A:
Our team has been contending with some significant technical issues on the new project.
私たちのチームは、新しいプロジェクトでいくつかの重要な技術的問題と戦っています。
B:
I understand. How are we planning to overcome these difficulties?
承知しました。これらの困難をどのように乗り越える計画ですか?
友人がキャリアの悩みについて相談している場面
A:
I'm really contending with a lot of uncertainty about my career path right now.
今、自分のキャリアパスについて多くの不確実性と戦っています。
B:
It sounds tough. Remember, it's okay to take your time to figure things out.
それは大変そうだね。じっくり考えて結論を出すのは大丈夫だからね。
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