hear
verb聞こえる
/hɪr/
listen
verb聞く
/ˈlɪsən/
違いの詳細
基本的なニュアンス
hearは音が自然に耳に届く受動的な行為で、意識しなくても「聞こえる」状態です。一方、listenは意図的に注意を向けて「聞く」能動的な行為で、集中して聞くことを表します。
I can hear the rain.
雨の音が聞こえる
Please listen to me.
私の話を聞いてください
意識性の違い
hearは無意識に音が入ってくることで、聞こうとしなくても自然に聞こえます。listenは意識的に耳を傾けることで、集中して理解しようとする態度を示します。
Did you hear that noise?
あの音聞こえた?
Listen to this song.
この歌を聞いて
前置詞の使い方
hearは直接目的語を取るか「hear about」「hear from」の形で使います。listenは「listen to」の形で使うのが基本で、toを忘れやすいので注意が必要です。
I heard from John yesterday.
昨日ジョンから連絡があった
I listen to music daily.
毎日音楽を聞いています
使用場面
hearは自然現象や偶然聞こえた音、噂などに使われます。listenは音楽鑑賞、講義、会話など、意図的に注意を向ける場面で使われます。
I hear you're getting married.
結婚するって聞いたよ
Listen carefully to the instructions.
指示を注意深く聞いてください
使い分けのポイント
- 1「聞こえる」なら hear、「聞く」なら listen
- 2listen の後には必ず to を付ける
- 3hear は噂や知らせによく使う
- 4listen は集中が必要な場面で使う
- 5「聞き取れる」なら can hear を使う
- 6音楽や講義なら listen to を使う
- 7偶然聞こえたなら hear を選ぶ
よくある間違い
listenの後には必ずtoが必要です
現在進行形でもlisten toの形は変わりません
聞こえるかどうかはhearを使います
hearは直接目的語を取り、toは不要です
確認クイズ
Q1. 「音楽を聞いています」を英語で表現するとき、正しいのはどれ?
解説を見る
意図的に音楽を聞く場合は「listen to」を使います
Q2. 「その音聞こえる?」を英語で表現するとき、正しいのはどれ?
解説を見る
聞こえるかどうかの能力を表すときはhearを使います
Q3. 「彼の話を聞いてください」を英語で表現するとき、正しいのはどれ?
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意識的に話を聞く場合は「listen to」を使います
Q4. 「雨の音が聞こえる」を英語で表現するとき、正しいのはどれ?
解説を見る
自然に聞こえる音にはhearを使います