caustic wit
発音
/ˈkɔːstɪk wɪt/
CAUstic WIT
💡 「caustic」は「コースティック」のように発音し、最初の「コー」に強くアクセントを置きます。「wit」は短く「ウィット」と発音し、こちらも強めに発音することでフレーズ全体にリズムが出ます。
使用情報
構成単語
意味
辛辣で皮肉な、人を刺すような鋭い機知やユーモア。
"A keen, sarcastic, and often biting form of humor or intelligence, typically used to criticize or make sharp observations."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に面白いだけでなく、鋭さや批判的な視点、時に攻撃性を含んだユーモアや知性を指します。ポジティブな意味合いで使われることもありますが、その鋭さゆえに相手を不快にさせる可能性も秘めています。人の性格や話し方を描写する際、特に文学作品や評論、知的な会話で使われることが多いです。高い言語能力や知性を示す表現ですが、その対象によっては注意が必要なニュアンスも持ちます。
例文
Her caustic wit often left her colleagues speechless, but they still respected her intelligence.
彼女の辛辣なウィットはしばしば同僚を言葉を失わせましたが、それでも彼らは彼女の知性を尊重していました。
He's known for his caustic wit, always making sharp observations about everything.
彼は辛辣なウィットで知られており、常に物事に対して鋭い洞察をします。
The stand-up comedian's caustic wit was a hit with the audience, but some found it offensive.
そのスタンダップコメディアンの辛辣なウィットは観客に大いに受けましたが、一部の人々は不快に感じました。
Be careful, his caustic wit can be a bit much if you're sensitive.
気を付けて、彼の辛辣なウィットは敏感な人には少しきついかもしれません。
I enjoy his caustic wit, even when I'm the target of his jokes.
彼が私をジョークの標的にしても、私は彼の辛辣なウィットを楽しんでいます。
Oscar Wilde was renowned for his elegant prose and caustic wit, which often satirized Victorian society.
オスカー・ワイルドは、ヴィクトリア朝社会をしばしば風刺した、優雅な散文と辛辣なウィットで有名でした。
The critic's review, characterized by a scathing and caustic wit, dismantled the new play piece by piece.
その批評家のレビューは、痛烈で辛辣なウィットが特徴で、新作劇を徹底的に酷評しました。
The CEO, despite his caustic wit, was highly respected for his intelligence and vision.
そのCEOは、辛辣なウィットの持ち主であるにもかかわらず、その知性とビジョンで高く評価されていました。
She delivered her points with a caustic wit that kept the debate lively and engaging.
彼女は辛辣なウィットを交えながら論点を述べ、討論を活発で魅力的なものに保ちました。
His blog posts are always entertaining, full of social commentary and caustic wit.
彼のブログ記事はいつも面白く、社会評論と辛辣なウィットに満ちています。
類似表現との違い
「sharp wit」は単に「鋭いウィット」を指し、知性や機知が際立っていることを肯定的に表現します。一方、「caustic wit」は鋭さに加えて「人を刺すような」「皮肉な」「攻撃的」なニュアンスが強く、時に相手を不快にさせる可能性があります。
「sarcastic humor」は「皮肉なユーモア」を指し、しばしば直接的で人を嘲笑するような意味合いを含みます。「caustic wit」は「wit」という言葉が示すように、より洗練された知的なユーモアであり、必ずしも直接的な皮肉だけを意味するわけではありません。ただし、両者とも人を不快にさせる可能性があります。
「dry humor」は「ドライなユーモア」で、表情を変えずに冗談を言うスタイルを指します。皮肉や不謹慎な内容を含むこともありますが、「caustic wit」ほど露骨な攻撃性や辛辣さはないことが一般的です。ユーモアの表現形式が異なります。
学習のコツ
- 💡「caustic」は元々「腐食性の」という意味を持つ単語です。「人の心を腐食させるような」とイメージすると、その辛辣さや痛烈なニュアンスが掴みやすくなります。
- 💡「wit」自体は知的なユーモアを指すポジティブな言葉ですが、「caustic」が付くことで、そのユーモアが「両刃の剣」である、つまり面白さの中に攻撃性や批判的要素が含まれていることを示唆します。
- 💡主に著名人の性格描写、文芸批評、あるいは知的な会話において、人物の話し方や文章のスタイルを特徴づける際に用いられることが多い表現です。
対話例
共通の知人の性格について話している友人同士の会話。
A:
Did you read Sarah's latest article? It was quite provocative, wasn't it?
サラの最新記事読んだ?かなり刺激的だったね。
B:
Oh, yes. She always expresses her opinions with such caustic wit. You can't deny her intelligence, though.
ええ、そうですね。彼女はいつも辛辣なウィットで意見を表現しますからね。でも、彼女の知性だけは否定できませんよ。
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