/bɪld ən ɑːrk/
build an ARK
「build」と「ark」をはっきりと発音し、「ark」に強いアクセントを置きます。「an」は軽く発音されます。
"To undertake a massive, often seemingly impossible, task or preparation, typically in anticipation of a catastrophic event or in response to an overwhelming or desperate situation, often with a sense of irony or exaggeration."
ニュアンス・使い方
このフレーズは旧約聖書の「ノアの箱舟」の物語に由来します。文字通りの意味で「方舟を作る」ことを指すこともありますが、現代の用法ではほとんどの場合、比喩的に使われます。来るべき災難(大雨、経済危機、新しい規制など)に対して、他人が信じられないような、あるいは必要以上に思えるほどの大規模な準備や努力をすること、またはそのような状況で途方もないプロジェクトに着手することを、やや冗談めかしたり、皮肉を込めて表現する際に用いられます。フォーマルな場面で真剣な文脈で使われることは稀で、主にカジュアルな会話やユーモラスな文脈で使われます。話し手は、その準備が途方もない、あるいは少し大げさだと感じていることを示唆します。
It's raining so much; I think we need to build an ark!
こんなに雨が降ったら、傘じゃなくて方舟を造らないといけないね!
The new manager's plan to overhaul the entire system feels like building an ark from scratch.
新任マネージャーによるシステム全体の刷新計画は、まるでゼロから方舟を造るような気分だ。
With all the warnings about the upcoming storm, some people are literally preparing to build an ark.
来たる嵐に関するあらゆる警告を受けて、文字通り方舟を造る準備をしている人もいる。
He's always so prepared for everything; he practically builds an ark for a picnic.
彼はいつも何にでも万全の準備をしているんだ。ピクニックのために方舟を造るようなものだよ。
The startup's ambition to create a completely new market is akin to building an ark in a desert.
そのスタートアップが全く新しい市場を創造しようとする野心は、砂漠で方舟を造るようなものだ。
Don't you think you're overreacting? You're acting like you need to build an ark for a little drizzle.
ちょっと大げさじゃない?小雨なのに方舟を造る必要があるみたいに振る舞ってるよ。
Environmentalists warn that if we don't act now, we might need to build an ark for future generations.
環境保護論者は、今行動しなければ、未来の世代のために方舟を造る必要が出てくるかもしれないと警告している。
My grandfather taught me to always be prepared, saying 'it's better to build an ark than to drown'.
祖父はいつも「溺れるよりは方舟を造る方が良い」と言って、万全の準備をするよう教えてくれた。
The team had to build an ark of contingency plans for every possible scenario.
チームは、あらゆる可能性のあるシナリオのために、まるで方舟のような非常時計画を立てなければならなかった。
After hearing the weather forecast, she joked, 'I guess I'd better start building an ark!'
天気予報を聞いて、彼女は冗談交じりに「方舟を造り始めなきゃね!」と言った。
「build an ark」が比喩的に過剰な、あるいは途方もない準備を指すのに対し、「prepare for the worst」はより一般的かつ直接的に「最悪の事態に備える」という意味です。ユーモアや皮肉のニュアンスは含まれません。
「go to extreme lengths」は「極端な手段を講じる」「並々ならぬ努力をする」という意味で、努力の度合いに焦点を当てています。「build an ark」のような具体的な「何かを建設・準備する」という行為の比喩ではなく、行動や努力の大きさを表します。
「move mountains」は「山を動かす」という比喩で、非常に困難なことを成し遂げるための途方もない努力や影響力を指します。「build an ark」が災害や困難への備えのニュアンスが強いのに対し、こちらは目標達成のための努力全般に使われます。
「make a mountain out of a molehill」は「針小棒大にする」「些細なことを大げさに扱う」という意味で、「build an ark」が(時には皮肉を込めて)大規模な準備を表現するのに対し、こちらは「必要以上に問題を大きくする」という否定的なニュアンスで使われます。
「arc」(円弧、アーク)と「ark」(方舟)は発音は似ていますが、全く異なる単語です。「build an ark」は聖書の「ノアの箱舟」に由来するため、必ず「ark」を使います。
このフレーズは比喩的で、特に「大げさな準備」や「途方もないプロジェクト」を冗談めかしたり、皮肉を込めて表現する際に効果的です。真剣でフォーマルな議論の場で文字通りに使うと、不適切に聞こえる可能性があります。
A:
Did you see the weather forecast? They're predicting heavy rain all week!
天気予報見た?今週ずっと大雨だって!
B:
Yeah, I know! At this rate, we might need to build an ark!
うん、知ってる!これじゃあ、方舟を造らないといけないかもね!
A:
The CEO's new initiative is incredibly ambitious, don't you think?
CEOの新しい取り組み、とんでもなく野心的だと思わない?
B:
Ambitious is an understatement. It feels like we're being asked to build an ark!
野心的どころじゃないよ。まるで方舟を造れって言われてるみたいだ!