belie one's feelings
発音
/bɪˈlaɪ wʌnz ˈfiːlɪŋz/
bɪˈLAI wʌnz ˈFIːLɪŋz
💡 「belie」は「ビライ」のように発音し、「-lie」の部分に強勢を置きます。「feelings」は「フィーリンズ」と、最初の「fee」を強く発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
感情を隠す、本心を偽る、感情とは裏腹な行動や態度をとることで、内なる感情を悟られないようにする。
"To give a false impression of one's true emotions or thoughts; to contradict one's genuine feelings through one's actions, appearance, or words, often intentionally but sometimes unintentionally."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、人の外見や行動が、その人の内面の真の感情と矛盾している状況を描写する際に使われます。単に感情を「隠す (hide)」よりも、「偽る」「裏切る」といった、外見が内面と逆の印象を与えているニュアンスが強いです。特に、悲しみや不安などのネガティブな感情を隠して、冷静さや気丈さを装う場合によく用いられます。 フォーマル度はやや高く、日常的な会話よりも、人の心理状態を分析したり、描写したりするような文脈で使われることが多いです。ネイティブは、この表現を使うことで、対象となる人物の複雑な内面や葛藤を洗練された形で表現しようとしていると感じるでしょう。
例文
Her brave smile belied her feelings of deep sadness.
彼女の気丈な笑顔は、深い悲しみの感情を偽っていました。
He tried to belie his feelings of anxiety with a calm demeanor.
彼は落ち着いた態度で、不安な感情を隠そうとしました。
Despite the setback, her confident tone belied any feelings of doubt.
挫折にもかかわらず、彼女の自信に満ちた口調は、いかなる疑念も隠していました。
The diplomat's composed expression belied his true feelings of frustration during the tense negotiations.
その外交官の落ち着いた表情は、緊迫した交渉中の彼の真の苛立ちを隠していました。
Her cheerful greeting belied her underlying feelings of exhaustion.
彼女の陽気な挨拶は、根底にある疲労感を隠していました。
His casual shrug belied his true feelings of disappointment.
彼の何気ない肩をすくめる動作は、本当の失望感を隠していました。
The company's optimistic forecast belied the growing feelings of uncertainty among its employees.
会社の楽観的な予測は、従業員の間で高まる不安感を隠していました。
Even in defeat, the champion's dignified posture belied any feelings of bitterness.
敗北の中にあっても、そのチャンピオンの威厳ある姿勢は、いかなる苦い感情も隠していました。
She thought she could belie her feelings of fear, but her trembling hands gave her away.
彼女は恐怖の感情を隠せると思っていましたが、震える手がそれを物語っていました。
The actor's stoic performance beautifully belied the character's inner turmoil and sorrow.
その俳優の禁欲的な演技は、登場人物の内なる葛藤と悲しみを美しく隠していました。
類似表現との違い
「belie one's feelings」が「感情と矛盾するような態度で、それを偽る」というニュアンスなのに対し、「hide one's feelings」はより直接的に「感情を隠す」ことを意味します。より一般的でカジュアルな表現です。
「感情を覆い隠す」という比喩的な表現で、表面上では感情が見えないように振る舞うことを指します。「belie」と似ていますが、「mask」の方が意図的に隠す行為に焦点が当たります。フォーマルな場面でも使われますが、「belie」ほど文学的ではありません。
「真の感情を隠す」という意味で、「hide one's feelings」と同様に直接的な表現です。「conceal」は「hide」よりもややフォーマルな響きがあり、入念に隠すニュアンスを含みます。「belie」のように、外見が内面と矛盾している状況を必ずしも示唆しません。
「気丈に振る舞う」「平気なふりをする」という意味で、特に困難な状況で内面の苦痛や不安を隠して、強く見せようとする具体的な行動に焦点を当てています。「belie one's feelings」はより広範な感情の矛盾に適用できますが、こちらは「強がる」という特定の文脈で使われます。
よくある間違い
「belie」は他動詞ですが、直接「sadness」を目的語にするのではなく、何がその感情を「belie(偽っている/矛盾している)」のかを明確にすることが重要です。多くの場合、外見や行動(例: smile, calm demeanor)が主語になり、内面の感情が目的語となります。あるいは、「tried to belie one's feelings」のように、感情を偽ろうとする行為を表す際に使います。
「belie」は他動詞なので、目的語を直接取ります。前置詞(about, with, forなど)は必要ありません。例えば「belie his feelings」のように使います。
学習のコツ
- 💡「belie」は「〜と矛盾する」「〜を裏切る」といった、外見と内面のギャップを表す動詞であることを理解しましょう。
- 💡「belie one's feelings」はややフォーマルで文学的な響きがあるため、感情の機微を深く描写したいときに効果的です。
- 💡「belie」は「feelings」以外にも、「one's hopes (希望)」「one's expectations (期待)」「the facts (事実)」「one's appearance (外見)」など様々な目的語を取ることができます。文脈の中で他の使い方にも触れてみましょう。
- 💡このフレーズは、単に「隠す」のではなく、「隠すことによって逆の印象を与えている」というニュアンスを意識すると、より正確に使いこなせます。
対話例
友人が、最近会った共通の知人の様子について話しています。
A:
Did you see Mark at the party last night? He seemed really cheerful.
昨夜のパーティーでマークに会った?すごく陽気に見えたけど。
B:
He did, but I have a feeling his cheerfulness might belie his feelings of stress about work. He's been under a lot of pressure lately.
そう見えたね。でも、彼の陽気さは仕事のストレスを隠しているのかもしれないと私は感じるな。最近、彼はかなりのプレッシャーを受けているから。
会社の上司が、部下の最近のパフォーマンスと態度について話しています。
A:
I'm a bit concerned about Sarah. Her performance is still strong, but I sense a subtle change in her demeanor.
サラのことが少し心配だ。業績は依然として素晴らしいが、彼女の態度に微妙な変化を感じる。
B:
Yes, I've noticed too. Her outwardly confident posture seems to belie her underlying feelings of uncertainty about the new project. We should check in with her.
ええ、私も気づいています。彼女の外見上自信に満ちた姿勢は、新しいプロジェクトに対する根底にある不安を隠しているように見えます。彼女と話してみるべきですね。
Memorizeアプリで効率的に学習
belie one's feelings を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。