be slow to
コロケーション英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標
発音
/biː sloʊ tuː/
be SLOW to
💡 「slow」は「スロウ」と発音し、フレーズの中で特に強調されます。「to」は弱めに発音されることが多いです。
使用情報
フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス政治・社会IT・技術ニュース・報道学習・教育人間関係
構成単語
意味
〜するのに時間がかかる、なかなか〜しない、〜することにためらいがある
"To take a long time to do something, or to be reluctant or hesitant to do something, often implying a lack of promptness or eagerness."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある行動や反応が通常よりも遅いことを客観的に表現する際に使われます。物理的な動きの遅さだけでなく、意思決定、学習、適応などの精神的・組織的な反応の遅さにも適用できます。「なかなか〜しない」という、行動への消極性や抵抗感を示す場合もあります。フォーマル度は中程度で、日常会話からビジネスシーン、報道まで幅広く使われます。ネイティブは、物事の進行が遅い、または人が行動を起こすのに時間がかかっている状況を、少し批判的なニュアンスを含めて述べる際にも用います。
例文
He's always slow to respond to my messages.
彼はいつも私のメッセージへの返信が遅いです。
The new operating system is slow to start up on older computers.
新しいOSは古いコンピューターでは起動が遅いです。
She was slow to trust strangers, given her past experiences.
彼女は過去の経験から、見知らぬ人をなかなか信用しませんでした。
Don't be slow to ask for help if you're struggling with the task.
その課題で苦戦しているなら、ためらわずに助けを求めてください。
Our dog is usually slow to learn new tricks, but he's getting there.
うちの犬は新しい芸を覚えるのが遅い方ですが、着実に進んでいます。
The company has been criticized for being slow to adopt sustainable practices.
その会社は、持続可能な慣行を導入するのが遅いと批判されてきました。
Management was slow to approve the budget, causing project delays.
経営陣が予算承認をなかなか行わず、プロジェクトに遅延が生じました。
Investors are often slow to react to minor market fluctuations.
投資家は、軽微な市場変動に反応するのが遅いことが多いです。
Governments worldwide are often perceived as being slow to address global challenges.
世界中の政府は、地球規模の課題に対処するのが遅いと認識されがちです。
Societies that are slow to embrace diversity risk missing out on significant innovation.
多様性を受け入れるのが遅い社会は、重要なイノベーションを逃す危険性があります。
類似表現との違い
「〜するのに長い時間がかかる」と、物理的な時間経過に焦点を当てた表現です。「be slow to」は、時間の経過だけでなく、行動へのためらいや消極的な態度も含むことができます。
「〜するのをためらう」と、行動へのためらいや躊躇に特化した表現です。「be slow to」は、ためらいだけでなく、単に物理的な速度や反応が遅い場合にも使われます。
「〜するのを嫌がる、気が進まない」と、行動に対する感情的な抵抗感や不本意な気持ちを強く表します。「be slow to」は、そこまで感情的な意味合いを含まず、より客観的に遅さを表現できます。
drag one's feetカジュアル
「ぐずぐずする、なかなか行動を起こさない」と、意図的に行動を遅らせたり、不本意ながらも行動しない態度を非難めいたニュアンスで表します。「be slow to」は、もう少し中立的に遅さを述べる場合が多いです。
よくある間違い
❌be slowly to
✅be slow to
「slowly」は副詞なので、be動詞の後には形容詞の「slow」を使います。「be slowly to do」は文法的に正しくありません。
❌be slow at
✅be slow to
「slow at (doing something)」は「〜するのが苦手だ」という意味で使われることはありますが、「〜するのに時間がかかる」という文脈では「slow to (do something)」が適切です。
学習のコツ
- 💡「to」の後には必ず動詞の原形が続きます。これは不定詞の「to」だからです。
- 💡物事の反応が遅い時だけでなく、人が行動をためらう、あるいは抵抗がある時にも使える便利な表現です。
- 💡客観的な事実としての遅さと、やや批判的または不満を表すニュアンスの両方があることを理解しておきましょう。
対話例
友人が新しいゲームを買ったが、なかなか始めないことについて話している
A:
Did you try that new game you bought yet?
買ったばかりの新しいゲーム、もう試した？
B:
Not yet. I'm always slow to start new games, even if I'm excited about them.
まだだよ。いつも新しいゲームを始めるのが遅いんだ、たとえ楽しみにしていてもね。
会社のプロジェクトの進捗について同僚が話している
A:
How's the new marketing campaign going? Any updates?
新しいマーケティングキャンペーンはどう？何か進展あった？
B:
Well, the team has been a bit slow to finalize the ad copy, but we expect it to be ready by next week.
うーん、チームが広告原稿を最終決定するのに少し時間がかかっていてね。でも来週までには準備できる見込みだよ。
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