意味
鎮痛の、痛みを和らげる、不快感を軽減する
退屈な、当たり障りのない、刺激のない
鎮痛剤、痛み止め
(比喩的に)精神的な苦痛や不快感を和らげるもの、当たり障りのない言葉や意見
発音
/ˈænədaɪn/
AN-o-dyne
💡 最初の「ア」は口を大きく開けて短く発音し、強勢を置きます。真ん中の「o」は曖昧な「ア」に近い音です。最後の「ダイン」は「ダイ」を強調し、しっかりと「ン」で閉じましょう。日本語の「アノダイン」とは異なり、各音節をはっきり区切るのではなく、流れるように発音するのがコツです。
例文
That movie was so anodyne.
あの映画は全く退屈だったよ。
His advice felt quite anodyne.
彼のアドバイスはかなり当たり障りがなかった。
Her smile was a true anodyne.
彼女の笑顔は真に心を和ませるものだった。
We need more than an anodyne reply.
当たり障りのない返事以上のものが必要だ。
The talk was rather anodyne.
その話はかなり退屈なものだった。
Their opinions were quite anodyne.
彼らの意見は至って普通だった。
The report offered an anodyne view.
その報告書は当たり障りのない見解を示した。
An anodyne approach avoids conflict.
当たり障りのないアプローチは衝突を避ける。
The drug provides an anodyne effect.
その薬は鎮痛効果をもたらします。
His speech was completely anodyne.
彼のスピーチは全く刺激がなかった。
変形一覧
名詞
形容詞
文法的注意点
- 📝形容詞として使う場合、人や状況、発言などに対して「刺激がない」「当たり障りのない」という批判的なニュアンスを含むことがあります。
- 📝名詞として使う場合、物理的な「鎮痛剤」だけでなく、精神的な苦痛を和らげる「慰め」や「気休め」といった比喩的な意味合いでも使われます。
使用情報
類似スペル単語との違い
anodyneが主に「精神的な刺激の欠如」や「不快感を和らげる」という意味で使われるのに対し、blandは味覚や一般的な体験が「味気ない、特徴がない」というニュアンスで使われることが多いです。anodyneはよりフォーマルで、批判的な文脈で「退屈な」という意味も持ちます。
innocuousは「無害な、害のない」というストレートな意味合いが強いです。anodyneも「害がない」というニュアンスで使われますが、それに加えて「痛みを和らげる」という本来の意味や、「退屈で刺激がない」という比喩的な意味を含む点で異なります。anodyneはしばしば「無害すぎてつまらない」という批判的な含みを持つことがあります。
派生語
語源
📚 この単語は、ギリシャ語の 'anōdynos'(痛みのない)に由来します。否定を意味する接頭辞 'an-' と、痛みを意味する 'odyne' が組み合わさってできました。元々は医学用語として「痛みを和らげる」という意味で使われましたが、後に「無害な」「退屈な」といった比喩的な意味も持つようになりました。
学習のコツ
- 💡語源の「痛みをなくす」という意味から、直接的な痛みを和らげるもの、あるいは比喩的に不快感を取り除くものと捉えると理解しやすいでしょう。
- 💡「無害で退屈な」「刺激がない」という否定的なニュアンスがあることも覚えておきましょう。特に意見や発言に対して使われる際によく見られます。
- 💡主に書面やフォーマルな場で使われる単語で、日常会話で頻繁に耳にすることは稀です。
- 💡例文を通じて、物理的な痛みだけでなく、精神的な苦痛や退屈さを和らげる「何か」に対しても使われることを確認しましょう。
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