all by oneself
発音
/ɔːl baɪ wʌnˈsɛlf/
ALL by oneSELF
💡 「all」は少し長めに発音し、後の「by oneself」を強調します。特に「self」の部分にアクセントが来ることが多いです。`oneself` の部分は主語によって `myself`, `yourself`, `himself` などに変わりますが、発音は同じルールです。
使用情報
構成単語
意味
完全に一人で、他の誰の助けも借りずに、独力で。
"Completely alone; without anyone else's help or company. It emphasizes the solitude or independent effort."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、「全く一人で」「誰の助けも借りずに」という状態を強調したいときに使われます。単に「by oneself」よりも、より強い「孤立」や「独立」、あるいは「自力で成し遂げた」というニュアンスを含みます。 ポジティブな文脈では、誰にも頼らずに目標を達成した「自立心」や「努力」を称える気持ちを表します。例えば、小さな子供が初めて一人で服を着られた時や、困難なプロジェクトを独力でやり遂げた時などです。 ネガティブな文脈では、孤独感や孤立感を強調することもあります。例えば、誰も助けてくれずに一人で困難に直面している状況を表現する際などです。 フォーマル度は高くなく、日常会話や個人的な話でよく使われますが、ビジネスシーンで自身の達成を語る際などにも使えます。ネイティブは、この表現を聞くと「え、本当に誰もいなかったの?」「そんなに大変だったんだ!」といった、驚きや共感の気持ちを抱くことがあります。
例文
My daughter managed to tie her shoelaces all by herself for the first time today.
今日、娘が初めて一人で靴ひもを結べました。
He built the entire treehouse all by himself, without any professional help.
彼はプロの助けを借りずに、ツリーハウス全体をたった一人で建てました。
I had to finish the challenging report all by myself because my team members were all on vacation.
チームのメンバーが全員休暇中だったので、私はその難しいレポートを一人で仕上げなければなりませんでした。
She spent her birthday all by herself, but she said she actually enjoyed the quiet time.
彼女は誕生日を一人で過ごしましたが、静かな時間を本当に楽しんだと言っていました。
The new intern seemed a bit overwhelmed trying to set up the entire booth all by herself.
新しいインターンは、ブース全体を一人で設営しようとして少し戸惑っているようでした。
It's important for children to learn how to solve problems all by themselves sometimes.
子供たちが時々一人で問題を解決する方法を学ぶことは重要です。
Despite the short deadline, the project manager completed the presentation all by himself.
締め切りが短かったにもかかわらず、プロジェクトマネージャーはプレゼンテーションを独力で完成させました。
Can you believe he traveled across the country all by himself when he was only 16?
彼がまだ16歳だった時に、一人で国中を旅したなんて信じられますか?
The CEO acknowledged the team's achievement, noting that the initial research was conducted all by one dedicated individual.
CEOはチームの功績を認め、初期のリサーチが一人の献身的な個人によって独力で行われたことを指摘しました。
To truly understand the process, one must attempt to execute it all by oneself.
プロセスを真に理解するためには、人はそれを独力で実行しようと試みるべきです。
類似表現との違い
「all」がない分、「一人で」「独力で」という意味合いは同じですが、強調の度合いが若干低くなります。「all by oneself」は、本当に誰もいなかった、完全に独力だったという驚きや達成感をより強く表します。
「by oneself」や「all by oneself」と同様に「一人で」「独力で」という意味ですが、「on one's own」は特に「自立している」「他人に頼らずに責任を負って行動する」というニュアンスが強いです。年齢を重ねて親元を離れて独立した際などによく使われます。
最もシンプルに「一人でいる状態」を表します。心理的な感情(寂しさなど)を伴うこともありますが、単に物理的に一人であることを指す場合も多いです。「all by oneself」が持つ「誰の助けも借りずに」という強調の意味合いは薄いです。
「何の助けもなしに」という意味で、非常に直接的で具体的な表現です。「all by oneself」が持つ「驚き」や「達成感」といった感情的なニュアンスはあまり含まれません。より事実を淡々と述べる際に使われます。
よくある間違い
`oneself` の部分は主語に合わせて再帰代名詞(myself, yourself, himself, herself, itself, ourselves, yourselves, themselves)を使用する必要があります。`she` の場合は `herself` です。
このフレーズでは前置詞 `by` が使われます。`with` を使うと意味が変わってしまうか、不自然になります。
`by oneself` と `on one's own` を混同した間違いです。`by` を使う場合は `themselves` のような再帰代名詞が必要です。`on their own` は正しい表現です。
学習のコツ
- 💡主語(I, you, he, she, it, we, they)に合わせて `myself`, `yourself`, `himself`, `herself`, `itself`, `ourselves`, `themselves` と再帰代名詞を変化させることを忘れないでください。
- 💡「全く一人で」「完全に独力で」という強い強調の気持ちを伝えたい時に効果的な表現です。
- 💡ポジティブな自立や達成感、ネガティブな孤独感や困難な状況、どちらの文脈でも使うことができます。
対話例
友人が新しい趣味について話している場面
A:
I started learning how to bake bread last month.
先月、パン作りを習い始めたんだ。
B:
Oh, that's cool! Did you take classes or learn all by yourself?
へえ、いいね!教室に通ったの?それとも全部一人で学んだの?
A:
Mainly all by myself from YouTube videos and recipes online.
主にYouTubeの動画やオンラインのレシピで、全部一人でやったよ。
上司が部下の仕事ぶりを評価している場面
A:
Sarah, I was really impressed with your presentation yesterday. You handled all the questions so well.
サラ、昨日のプレゼンテーションには本当に感銘を受けました。全ての質問にとてもうまく対応していましたね。
B:
Thank you. It was a challenging topic, and I prepared it all by myself.
ありがとうございます。難しいテーマだったので、全て一人で準備しました。
親が子供の成長について話している場面
A:
Look, Mom! I finished drawing this picture all by myself!
見て、ママ!この絵、全部一人で描いたよ!
B:
Wow, that's amazing, sweetie! You did such a great job all by yourself.
わあ、すごいわね、坊や!一人でこんなに上手にできたのね。
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