matter

/ˈmætər/

英検3級A2TOEIC ★★★★
日常ビジネス抽象概念科学哲学

意味

名詞

事柄、問題、困ったこと

名詞

物質、材料、内容

動詞

重要である、問題である、影響がある

発音

/ˈmætər/

MAtter

💡 「マ」に強くアクセントを置き、短く発音します。最後の「ter」は日本語の「ター」ではなく、舌を口蓋に触れさせない「R」の音(米音)を意識して、曖昧に発音するとネイティブらしい響きになります。

例文

What's the matter, John?

カジュアル

ジョン、どうしたのですか?

It doesn't matter to me.

カジュアル

私には関係ありません。

It's a small matter.

カジュアル

それは些細なことです。

This is a private matter.

カジュアル

これは個人的な事柄です。

No, it does not matter.

カジュアル

いいえ、問題ありません。

Does anything matter now?

カジュアル

今、何か重要なことはありますか?

His opinion does not matter.

カジュアル

彼の意見は重要ではありません。

The matter needs attention.

ビジネス

その件は注意が必要です。

This is a serious business matter.

ビジネス

これは深刻なビジネス案件です。

The matter is under review.

フォーマル

その件は検討中です。

変形一覧

動詞

現在分詞:mattering
過去形:mattered
過去分詞:mattered
三人称単数現在:matters

名詞

複数形:matters

文法的注意点

  • 📝名詞の'matter'は、「事柄」「問題」という意味では不可算名詞として使われることが多いですが、「a matter of fact (事実)」のように可算名詞として使われる慣用表現もあります。
  • 📝動詞としての'matter'は自動詞です。目的語を直接取ることはなく、「~にとって重要である」という意味で'to'や'for'などの前置詞句を伴うことが多いです。
  • 📝'matter'が「物質」の意味で使われる場合は、常に不可算名詞です。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:非常によく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育議論科学問題解決哲学

よくある間違い

What's wrong to you?
What's the matter with you?

「どうしたの?」と尋ねる際は、「What's the matter with you?」という表現が一般的です。「What's wrong with you?」も使えますが、'matter'を使った表現も非常に頻繁に用いられます。

It doesn't matter about money.
It doesn't matter regarding money.

動詞として「~について重要である/問題である」と言う場合、一般的には'about'よりも'regarding'や'concerning'、または直接目的語を取らず文脈で示すことが多いです。'matter'自体が「問題となる」という意味を持つため、シンプルな表現が好まれます。

類似スペル単語との違い

problem

'problem' は解決すべき具体的な課題や困難を指し、より明確な解決策が求められるニュアンスがあります。一方、'matter'は「事柄」「問題」という漠然とした意味合いから、「重要性」を示す動詞まで、幅広い文脈で使われます。

issue

'issue'は議論の対象となる論点や、意見の対立がある社会的な問題を指すことが多いです。'matter'が単に「事柄」を指すのに対し、'issue'はより多くの人が関心を持つ、または議論されるべき「問題」というニュアンスが強いです。

subject

'subject'は「主題」「テーマ」として、何かについて話したり書いたりする対象を指します。'matter'も「事柄」という意味で似ていますが、'subject'はより学術的・形式的な文脈で「研究対象」や「科目の分野」を表すことが多いです。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
materia (材木、材料、物質)

📚 matterの語源は、ラテン語で「木材、素材、物質」を意味する'materia'に遡ります。そこから「主題、問題」といった抽象的な意味へと発展しました。動詞としての「重要である」も、元々は「物質として存在する」という意味合いから派生しています。

学習のコツ

  • 💡名詞の'matter'は、抽象的な「事柄」や「問題」の意味では不可算名詞として使われることが多いです。(例: It's a matter of time.)
  • 💡「What's the matter?」は「どうしたの?」「何か問題でも?」と相手の様子を心配する際の決まり文句です。一連で覚えましょう。
  • 💡動詞として使う場合、「~にとって重要である」は 'matter to someone' となります。
  • 💡「物質」という意味では、通常不可算名詞として扱われます。(例: dark matter)
  • 💡'no matter how/what/who' の形で「~がどうであろうと関係なく」という熟語で頻繁に使われます。

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