意味
形容詞
（病気などが）急性の、激しい、重篤な；（問題などが）深刻な、緊急の；（感覚・知覚・知性などが）鋭い、鋭敏な、洞察力のある；（角度が）鋭角の
発音
/əˈkjuːt/
aCUTE
💡 「a」は弱く曖昧な「ア」の音（シュワ）、その後に続く「cute」の部分を強く発音します。特に「uː」は日本語の「ユー」よりも唇を丸めて長めに発音し、最後の「t」は破裂音を意識すると自然です。日本人が苦手な、アクセントのない母音と、長く伸ばす母音に注意しましょう。
例文
He felt an acute pain.
彼は激しい痛みを感じました。
She has acute hearing.
彼女は聴覚が鋭いです。
It's an acute angle.
それは鋭角です。
Acute inflammation requires care.
急性炎症には注意が必要です。
We need acute observations.
鋭い観察が必要です。
It's an acute emergency.
これは緊急事態です。
An acute shortage exists.
深刻な不足が存在します。
He showed acute judgment.
彼は鋭い判断力を見せました。
The problem became acute.
その問題は深刻になりました。
The economic crisis is acute.
経済危機は深刻です。
変形一覧
形容詞
比較級:more acute
最上級:most acute
文法的注意点
- 📝「acute」は形容詞であり、通常は名詞の前に置いてその名詞を修飾する形で使われます。
- 📝比較級は「more acute」、最上級は「most acute」となります。
- 📝痛みや病気の症状を説明する際によく用いられ、「an acute attack」（急性発作）のように使います。
使用情報
フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
医療・健康ビジネス学術日常会話ニュース・報道科学数学
よくある間違い
❌The dull pain was acute.
✅The acute pain was severe.
「dull」は「鈍い」という意味で、「acute」の「激しい、急性の」とは対義的です。痛みの文脈で使う場合は、急激で鋭い痛みに「acute」を使い、鈍い痛みには「dull pain」を使います。
類似スペル単語との違い
sharp
「sharp」は物理的な鋭さ（例: sharp knife）や知的な鋭さ（例: sharp mind）に広く使われますが、「acute」は特に病気の「急性」や問題の「深刻さ」、感覚の「鋭敏さ」に特化したニュアンスが強いです。痛みに対しても「sharp pain」は瞬間的な鋭さ、「acute pain」は急激で激しい痛みを指す傾向があります。
severe
「severe」は「ひどい、厳しい、深刻な」という意味で、痛みの程度や問題の深刻さを表す点で「acute」と似ています。しかし、「acute」は「急性の、突発的な」という時間的な要素や、感覚・知性の「鋭さ」のニュアンスを含みます。一方「severe」は、より広範囲に「極端な、過酷な」状況にも使われます。
keen
「keen」は「鋭い、敏感な、熱心な」という意味で、特に感覚（keen eyesight）や興味・熱意（keen interest）の鋭さを表すのに使われます。「acute」と感覚の鋭さで意味が重なることもありますが、「acute」が病気や問題の深刻さに使うのに対し、「keen」はそれらの文脈では使われません。
派生語
語源
由来:ラテン語
語根:
acūtus (鋭い、尖った)acuere (鋭くする)
📚 ラテン語の「acūtus（鋭い、尖った）」に由来し、もともとは物理的な鋭さを指していました。後に、病状の急激さや感覚の鋭敏さ、問題の深刻さなど、抽象的な意味に拡大しました。数学の「鋭角」もこの「鋭い」という意味から来ています。
学習のコツ
- 💡「病気の急性期」や「深刻な問題」を指す際によく使われる重要な単語です。
- 💡「鋭い感覚」や「鋭い知性」など、ポジティブな意味でも使われます。
- 💡数学用語の「鋭角（acute angle）」も覚えておくと便利です。
- 💡ほとんどの場合、名詞を修飾する形容詞として使われます。
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