時を表す表現
Time Expressions
概要
この文法は何か
時を表す表現は、いつ何かが起こるか、どれくらいの頻度で起こるかを示すために使います。yesterday（昨日）、tomorrow（明日）、always（いつも）、never（決して～ない）などがあります。
いつ使うか
過去・現在・未来の時点を示すとき、頻度や習慣を表すときに使います。
作り方
時制に応じた時間表現 + 文 または 文 + 時間表現
重要ポイント
- 1時間表現で時制が決まることが多い
- 2頻度を表す副詞は動詞の前に置く（always, usually, often, sometimes, never）
- 3時点を表す表現は文頭か文末に置く（yesterday, tomorrow, last week）
- 4前置詞が必要な表現と不要な表現がある
- 5時間表現によって使う時制が変わる
ルールと例文
過去を表す表現
過去時制 + 過去の時間表現
I went to Tokyo yesterday.
私は昨日東京に行きました。
She studied English last week.
彼女は先週英語を勉強しました。
We met three days ago.
私たちは3日前に会いました。
He called me this morning.
彼は今朝私に電話しました。
現在を表す表現
現在時制 + 現在の時間表現
I am busy today.
私は今日忙しいです。
She is studying now.
彼女は今勉強しています。
We are at home at the moment.
私たちは今家にいます。
They are working this week.
彼らは今週働いています。
未来を表す表現
未来時制 + 未来の時間表現
I will call you tomorrow.
明日あなたに電話します。
She is going to visit us next week.
彼女は来週私たちを訪ねます。
We will meet soon.
私たちはすぐに会います。
The concert will start in two hours.
コンサートは2時間後に始まります。
頻度を表す副詞（頻度の高い順）
主語 + 頻度副詞 + 動詞
I always wake up at 7 am.
私はいつも午前7時に起きます。
She usually studies in the evening.
彼女はたいてい夕方に勉強します。
We often go to the park.
私たちはよく公園に行きます。
He sometimes plays tennis.
彼は時々テニスをします。
They rarely eat out.
彼らはめったに外食しません。
I never miss class.
私は決して授業を休みません。
現在完了とよく使う表現
現在完了 + already/yet/just/ever/never
I have already finished my homework.
私はもう宿題を終えました。
Have you done it yet?
もうそれをしましたか？
She has just arrived.
彼女はちょうど到着したところです。
Have you ever been to Paris?
パリに行ったことがありますか？
I have never seen this before.
私はこれを以前見たことがありません。
よく使うパターン
yesterday / last + 期間
過去の時点（過去形と使う）
today / this + 期間
現在の時点（現在形・現在進行形と使う）
tomorrow / next + 期間
未来の時点（未来形と使う）
数字 + 期間 + ago
～前（過去形と使う）
in + 数字 + 期間
～後に（未来形と使う）
always / usually / often / sometimes / rarely / never
頻度（現在形と使う、動詞の前）
使用シーン
日常の習慣を話す
頻度を表す副詞を使って習慣を説明します。
I usually have breakfast at 7 am.
私はたいてい午前7時に朝食を食べます。
She always arrives on time.
彼女はいつも時間通りに到着します。
We often go shopping on weekends.
私たちは週末によく買い物に行きます。
過去の出来事を話す
過去の時間表現を使って過去のことを説明します。
I visited my grandmother yesterday.
私は昨日祖母を訪ねました。
We had a party last weekend.
先週末にパーティーをしました。
She graduated two years ago.
彼女は2年前に卒業しました。
予定や計画を話す
未来の時間表現を使って予定を説明します。
I have a meeting tomorrow.
明日会議があります。
We will go on vacation next month.
来月休暇に行きます。
The train will arrive in 10 minutes.
電車は10分後に到着します。
会話例
予定を確認する
When is the meeting?
会議はいつですか？
It's tomorrow at 2 pm.
明日の午後2時です。
Did you finish the report?
レポートは終わりましたか？
Yes, I finished it yesterday.
はい、昨日終わらせました。
習慣について話す
How often do you exercise?
どれくらいの頻度で運動しますか？
I usually exercise three times a week.
たいてい週に3回運動します。
Do you always go to the gym?
いつもジムに行くんですか？
No, I sometimes run in the park instead.
いいえ、時々代わりに公園で走ります。
最近の出来事
Have you seen the new movie yet?
もう新しい映画を見ましたか？
Yes, I saw it last weekend.
はい、先週末に見ました。
How was it?
どうでしたか？
It was great! I've already recommended it to my friends.
素晴らしかったです！もう友達に勧めました。
学習のコツ
- 💡時間表現と時制をセットで覚えましょう（yesterday = 過去形、tomorrow = 未来形）
- 💡頻度副詞は一般動詞の前、be動詞の後に置きます
- 💡ago は過去形、in は未来形で使います
- 💡yesterday, today, tomorrow には前置詞をつけません
- 💡always（100%）→ usually（80%）→ often（60%）→ sometimes（40%）→ rarely（20%）→ never（0%）の順で覚えましょう
文化的注意点
「this morning」は現在より前の時間を指すため、過去形と使うことが多いです。例: "I saw him this morning"（今朝彼に会った）
アメリカ英語では「on the weekend」、イギリス英語では「at the weekend」が一般的です。両方とも正しい表現です。
よくある間違い
I went to Tokyo in tomorrow.
I will go to Tokyo tomorrow.
tomorrow は未来を表すので、未来形を使います。また、前置詞は不要です。
She always is late.
She is always late.
頻度副詞は be動詞の後に置きます。
I will see you yesterday.
I saw you yesterday.
yesterday は過去を表すので、過去形を使います。
He comes here before three days.
He came here three days ago.
「～前」は「数字 + ago」で表します。
I am studying since two hours.
I have been studying for two hours.
期間の長さには for を使い、現在完了（進行）形と一緒に使います。
She never is happy.
She is never happy.
頻度副詞 never は be動詞の後に置きます。
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