助動詞の受動態

Passive Voice with Modals

B1英検2級N3★★★
passivemodalsbusiness-englishformalB1

概要

この文法は何か

助動詞(can, must, should等)と受動態を組み合わせた表現です。「~されることができる」「~されるべきだ」など、受動態に助動詞のニュアンスを加えます。

いつ使うか

可能性・必要性・推測などを受動態で表現したいときに使います。義務や提案を客観的に述べる際にも頻繁に使われます。

作り方

助動詞 + be + 過去分詞(+ by + 行為者)

重要ポイント

  • 1助動詞の後ろは必ず原形のbe
  • 2助動詞によって意味が変わる(可能性、義務、推測など)
  • 3行為者(by~)は省略されることが多い
  • 4否定形は助動詞の後ろにnotを置く
  • 5ビジネスや公式文書で頻繁に使用される

ルールと例文

can/could be + 過去分詞(可能性・能力)

can/could + be + 過去分詞

This problem can be solved easily.

この問題は簡単に解決できます。

The document could be downloaded from the website.

その資料はウェブサイトからダウンロードできました。

These tickets can be purchased online.

これらのチケットはオンラインで購入できます。

The data could be accessed by anyone.

そのデータは誰でもアクセスできました。

must be + 過去分詞(義務・必然性)

must + be + 過去分詞

This form must be completed by tomorrow.

この書類は明日までに記入されなければなりません。

All students must be registered before the course starts.

全学生はコース開始前に登録されなければなりません。

The package must be delivered by Friday.

その荷物は金曜日までに配達されなければなりません。

Safety regulations must be followed at all times.

安全規則は常に守られなければなりません。

should/ought to be + 過去分詞(助言・推奨)

should/ought to + be + 過去分詞

The report should be submitted by Monday.

レポートは月曜日までに提出されるべきです。

Children ought to be taught good manners.

子供たちは良いマナーを教えられるべきです。

This issue should be discussed at the meeting.

この問題は会議で議論されるべきです。

The equipment ought to be checked regularly.

機器は定期的に点検されるべきです。

may/might be + 過去分詞(可能性・推測)

may/might + be + 過去分詞

The meeting may be postponed until next week.

会議は来週まで延期されるかもしれません。

The parcel might be delivered today.

小包は今日配達されるかもしれません。

New employees may be hired next month.

新入社員は来月採用されるかもしれません。

The exam might be cancelled due to the weather.

試験は天候のため中止されるかもしれません。

will/would be + 過去分詞(未来・推測)

will/would + be + 過去分詞

The results will be announced tomorrow.

結果は明日発表されます。

The project would be completed in three months.

プロジェクトは3ヶ月で完了されるでしょう。

The new policy will be implemented next year.

新しい方針は来年実施されます。

The building would be demolished if approved.

その建物は承認されれば取り壊されるでしょう。

否定形

パターン

助動詞 + not + be + 過去分詞

This problem cannot be solved without help.

この問題は助けなしには解決できません。

The deadline must not be missed.

締め切りは守られなければなりません。

The document should not be shared with others.

その資料は他人と共有されるべきではありません。

The information may not be disclosed to the public.

その情報は公開されないかもしれません。

注意: 助動詞の直後にnotを置きます。cannotは1語で書くことが多いです。

疑問形

パターン

助動詞 + 主語 + be + 過去分詞?

Can this problem be solved?

この問題は解決できますか?

Must the form be submitted today?

その書類は今日提出されなければなりませんか?

Should the report be revised?

レポートは修正されるべきですか?

Will the meeting be cancelled?

会議は中止されますか?

注意: 助動詞を文頭に置いて疑問文を作ります。

省略形

can't be=cannot be

口語・カジュアルな文章

won't be=will not be

口語・カジュアルな文章

shouldn't be=should not be

口語・カジュアルな文章

wouldn't be=would not be

口語・カジュアルな文章

よく使うパターン

1

can be + 過去分詞

~することができる(受動態)

★★★★★
This can be done in five minutes.
The problem can be fixed easily.
Tickets can be bought online.
2

must be + 過去分詞

~されなければならない

★★★★★
This must be finished today.
Rules must be followed.
The form must be signed.
3

should be + 過去分詞

~されるべきだ

★★★★★
This should be checked carefully.
The issue should be addressed.
Students should be encouraged.
4

will be + 過去分詞

~されるだろう

★★★★★
The results will be announced soon.
The project will be completed next month.
New members will be welcomed.

使用シーン

ビジネス文書

義務や要求を客観的に表現する

All invoices must be paid within 30 days.

全ての請求書は30日以内に支払われなければなりません。

The contract should be reviewed by legal counsel.

契約書は法律顧問によって確認されるべきです。

説明書・マニュアル

手順や注意事項を説明する

The device can be charged using a USB cable.

この機器はUSBケーブルで充電できます。

The software must be installed before use.

ソフトウェアは使用前にインストールされなければなりません。

規則・ルール

規則や規制を述べる

Pets cannot be brought into the building.

ペットは建物内に持ち込めません。

Mobile phones must be turned off during the exam.

携帯電話は試験中に電源を切らなければなりません。

会話例

オフィスでの会話

Manager:

Can this report be finished by tomorrow?

このレポートは明日までに完成できますか?

Employee:

Yes, it can be completed by the end of the day.

はい、今日中に完成できます。

Manager:

Great! It should be sent to the client immediately.

素晴らしい!すぐにクライアントに送られるべきですね。

カスタマーサービス

Customer:

Can my order be delivered today?

私の注文は今日配達できますか?

Staff:

I'm sorry, but it cannot be delivered today. However, it will be shipped tomorrow.

申し訳ございませんが、今日は配達できません。ただし、明日発送されます。

学習のコツ

  • 💡助動詞の後ろは必ずbe動詞の原形(be)になることを覚えましょう
  • 💡ビジネス英語では非常によく使われる表現なので、実用的な例文で練習しましょう
  • 💡各助動詞のニュアンスの違いを理解することが重要です(義務・可能性・推測など)
  • 💡公式文書や説明書を読むときに、この構文を意識的に探してみましょう
  • 💡日常会話でも「~できます」「~すべきです」を受動態で表現する練習をしましょう

文化的注意点

🌍
Business English

ビジネス文書では、直接的な命令を避けるために助動詞の受動態がよく使われます。

🌍
Formal

公式な場面では "must be" よりも "should be" の方が柔らかい印象を与えます。

🌍
Technical Writing

マニュアルや説明書では "can be" が最も頻繁に使用されます。

よくある間違い

間違い

This can solved easily.

正しい

This can be solved easily.

助動詞の後ろには必ずbe動詞(原形)が必要です。

間違い

The report must is finished today.

正しい

The report must be finished today.

助動詞の後ろはbe動詞の原形(be)です。isやareは使えません。

間違い

This should been done yesterday.

正しい

This should be done yesterday. / This should have been done yesterday.

should beまたはshould have been(完了形)を使います。

間違い

Can this problem solved?

正しい

Can this problem be solved?

疑問文でもbe動詞が必要です。

間違い

The form must to be completed.

正しい

The form must be completed.

助動詞の後ろにtoは不要です。

Memorizeアプリで効率的に学習

助動詞の受動態を含む、すべての英文法を体系的に学習できます。単語と組み合わせて実践力を養成。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習